一次精母細胞
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一次精母細胞(いちじせいぼさいぼう、英:primary spermatocyte)とは精子発生の過程で認められる細胞の1つ。
概要
[編集]精原細胞が、精巣内で体細胞分裂をして増殖し、その後成熟して一次精母細胞となる。一次精母細胞は減数分裂の第一段階を経て二次精母細胞となる(このとき細胞の核相が2nからnになる)。最終的に、1個の一次精母細胞からは減数分裂と自身の変態によって4個の精子ができる。
また、一次卵母細胞は増殖することができないが、一次精母細胞は増殖することができる[1]。
脚注
[編集]- ^ “卵子と精子の成長過程の違い”. 金沢たまごクリニック. 2022年1月25日閲覧。[リンク切れ]
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 江口保暢 『動物発生学 第2版』 文永堂出版 2002年 ISBN 4830031700