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七夕池古墳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
七夕池古墳
七夕池古墳
所在地 福岡県糟屋郡志免町田富3
位置 北緯33度34分47秒 東経130度29分58秒 / 北緯33.57972度 東経130.49944度 / 33.57972; 130.49944座標: 北緯33度34分47秒 東経130度29分58秒 / 北緯33.57972度 東経130.49944度 / 33.57972; 130.49944
形状 円墳
規模 直径29m、高さ3.7m
築造時期 古墳時代前期(4世紀
地図
七夕池古墳の位置(福岡県内)
七夕池古墳
七夕池古墳
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七夕池古墳(たなばたいけこふん)は、福岡県糟屋郡志免町田富3丁目にある古墳時代前期(4世紀)の円墳

概要

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福岡平野東端部、現在の志免町の南東端の丘陵上に位置する。多々良川支流の宇美川の流域にあたり、川の右岸から約800 m 離れた場所にある。七夕谷池というため池に接している。当古墳の約300 m 南東の宇美町光正寺には3世紀の前方後円墳である光正寺古墳がある。

3段に築造された直径29 m 、高さ3.7 m の円墳で、墳墓の周囲には幅3.5 m の溝で囲まれ、被葬者は40-50歳代の壮年女性と推定されている。主体部は川原石小石積の竪穴式石室で、長さは約1.8 m 。

1973年(昭和48年)、住宅地造成中に発見されたのを機に発掘調査が実施され、琴柱形石製品、、約3,300点の玉などが出土した。

1975年(昭和50年)6月26日に墳丘部の2,361 が光正寺古墳とともに史跡に指定され、1977年(昭和52年)3月31日に公園として整備された。その後、古墳東側の民有地を1999年(平成11年)に発掘調査した際に周溝が確認されたため、この部分を含む220.56 ㎡ が2001年(平成13年)3月26日に追加指定を受けた。

交通

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参考文献

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  • 『国指定史跡 七夕池古墳 福岡県糟屋郡志免町田富七夕谷所在遺跡の調査』志免町文化財調査報告書 第12集、志免町教育委員会、2001年

外部リンク

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