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七面坂心中

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

七面坂心中』(しちめんざかしんじゅう)は、日本小説家水沫流人のデビュー作。

概要

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第1回『幽』怪談文学賞で長編部門優秀賞を受賞。2007年5月16日、同名の単行本としてメディアファクトリーから刊行[1]

ストーリー

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新宿の風俗店でチラシ配りをしている済は、谷中の墓地で和服姿の美しい女性に出会う。かつてその場所では心中事件があったのだという。ある日、居酒屋で出会った男から、“のぞき”の技を伝授され――。

登場人物

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済(わたる)
風俗店でチラシ配りのアルバイトをしている失業者。事務機器メーカーで働いていたが、リストラされる。
井出     
チラシ配りを5年間続けているという40代の男。
カッちゃん  
本名は香津子。ホテトル嬢をしながら女優をしている。痩せぎすで身長は170 センチ近く。普段は眼鏡をしている。

脚注

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  1. ^ 『七面坂心中』幽BOOKS(メディアファクトリー2007年5月16日初版。ISBN 978-4840118545