万井正人

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万井 正人(まんい まさんど、1921年4月3日 - 2006年1月4日)は、日本の医学者京都大学名誉教授医学博士。専門は運動生理学抗老化医学、作業能率や安全性、疲労の予防・回復などにかかわる研究を行う。1997年には、誰でもどこでも簡単にでき高齢者から子どもまで楽しめるスポーツとして、スカイクロスを考案。

1944年京都帝国大学医学部医学科を卒業し、同大学医学部副手、大阪医科大学講師、龍谷大学講師、皇學館大学講師・助教授、京都大学助教授・教授を歴任。1984年に京都大学を退官後、名誉教授。また大阪産業大学教授をつとめた。1994年勲三等瑞宝章受章[1]

2006年1月4日、京都市内の自宅で心不全のため85歳で死去した[2]

著書[編集]

  • 血圧のはなし』同朋舎出版、1987年
  • 『新時代の宇宙体操のすすめ』不昧堂書店、1991年

脚注[編集]

  1. ^ 伊藤稔「故万井正人先生を偲んで」『体力科學』2006年、55巻、3号、pp.A1-A2(2009年7月31日閲覧)。
  2. ^ “万井正人氏死去 京都大名誉教授”. 47NEWS. (2006年1月5日). http://www.47news.jp/CN/200601/CN2006010501000993.html 2013年9月1日閲覧。