三つのワルツ (1986年の宝塚歌劇)
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白井鐵造記念公演 グランド・ロマンス[1]『三つのワルツ』(みっつのワルツ)は宝塚歌劇団のミュージカル作品。宝塚公演は3部24場[2]。
原作[1]はポール・クネップラーとアーミン・ロビンソン。作詞はロバート・ギルバート[1]。音楽はオスカー・シュトラウス[1]。脚色・演出は横澤英雄[1]と菅沼潤[1]。
概要
[編集]※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[3]を参考にした。
白井鐵造の脚色・演出により1938年8月に初演され、1958年7月に再演された作品。詳細は三つのワルツ (1938年の宝塚歌劇)を参照。
オーストリアのオペレッタ『ドライ・ヴァルツ』を下敷きに親子三代に亙る運命的な恋物語が描かれている。
平みち(シュバルツェネック役)と神奈美帆(ピクラー役)が恋に落ちる二人を演じた。
杜けあきが上記の二人を見守る興行師ブルンネルを、全3部を通して演じた。
専科所属の榛名由梨がブルンネルの父親の大興行師役で特別出演をした。
公演期間と公演場所
[編集]スタッフ
[編集]※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両公演共通
- 作曲[2]・編曲[2]:中元清純、高井良純、吉崎憲治
- 編曲[2]:小高根凡平、鞍富真一
- 合唱指導:橋本和明[2]
- 音楽指揮:橋本和明[2]、岡田良機(宝塚)[2]、伊沢一郎(東京)[5]、大谷肇(東京)[5]
- 振付[2]:羽山紀代美、山田卓、名倉加代子
- 装置[2]:石浜日出雄、関谷敏昭
- 衣装:静間潮太郎[2]
- 照明:今井直次[2]
- 小道具:万波一重[2]
- 効果[2]:林康彦、川ノ上智洋
- 音響監督:松永浩志[2]
- 演出補:三木章雄[2]
- 演出助手[2]:小池修一郎、谷正純
- 舞台進行[2]:田中利彦、馬場弘和
- 製作担当:長谷山太刀夫(東京)[5]
- 制作:山田謙治[2](バスケットボール選手ではない)
主な配役
[編集]第1部 別離のワルツ
[編集]- 本公演
- 新人公演
第2部 思い出のワルツ
[編集]- 本公演
第3部 運命のワルツ
[編集]- 本公演
- 新人公演
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g 80年史 1994, p. 317、319.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au 80年史 1994, p. 317.
- ^ 100年史(舞台) 2014, p. 159.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 80年史 1994, p. 320.
- ^ a b c d 80年史 1994, p. 319.
- ^ 80年史 1994, p. 321.
参考文献
[編集]- 企画・構成・執筆:橋本雅夫 著、編集統括:北川方英 編『夢を描いて華やかに―宝塚歌劇80年史―』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。