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三ツ橋敬子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
三ツ橋敬子
生誕 (1980-04-15) 1980年4月15日(44歳)
出身地 日本の旗 日本 東京都江東区
学歴 東京芸術大学
ジャンル クラシック音楽
職業 指揮者

三ツ橋 敬子(みつはし けいこ、1980年4月15日 - )は、日本の女性指揮者。KAJIMOTO所属。

来歴

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東京都江東区砂町出身。5歳からヤマハ音楽教室にてピアノ作曲ソルフェージュを学ぶ。中学生のときに合唱団を指揮して指揮者として音楽をつくることの魅力に開眼し、16歳から本格的に指揮の勉強を始める。

東京芸術大学音楽学部指揮科卒、東京芸術大学大学院音楽研究科指揮専攻修了。特別奨学生としてイタリアキジアーナ音楽院ロームミュージックファンデーション奨学生[1]としてオーストリアウィーン国立音楽大学へ留学。指揮法を高階正光小澤征爾、東京芸術大学で小林研一郎松尾葉子佐藤功太郎、キジアーナ音楽院でジャンルイジ・ジェルメッティ、ウィーン国立音楽大学で湯浅勇治マーク・ストリンガーらに師事。

第10回アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクール(2008年)で史上最年少、女性指揮者として初となる第1位、聴衆賞、アントニオ・ペドロッティ協会賞のトリプル受賞。

アルトゥーロ・トスカニーニ国際指揮者コンクール(2010年)で女性指揮者として初となる第2位と聴衆賞をダブル受賞[2]

小澤征爾音楽塾、サイトウ・キネン・フェスティバル松本[3]で小澤の助手を務め[4]、2011年の小澤征爾音楽塾特別演奏会では腰痛のため降板した小澤に代わり指揮代役を務めた。

2009年にはNewsweek Japan誌にて「世界が尊敬する日本人100人」に選出され[5]、2011年にはTBS系列MBSドキュメンタリー番組「情熱大陸」にも取り上げられた。

クラシック音楽から現代音楽まで幅広い演目を持ち、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団トスカーナ管弦楽団プラハ放送交響楽団スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団、ソフィア音楽祭交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団東京都交響楽団東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団群馬交響楽団新日本フィルハーモニー交響楽団東京フィルハーモニー交響楽団札幌交響楽団京都市交響楽団日本センチュリー交響楽団大阪交響楽団大阪フィルハーモニー交響楽団兵庫芸術文化センター管弦楽団オーケストラ・アンサンブル金沢仙台フィルハーモニー管弦楽団などのオーケストラと共演。

2016年8月、サントリー芸術財団主催によるサマーフェスティバル「サントリーホール30周年記念 国際作曲委嘱作品再演シリーズ」では、「武満徹:ジェモー(双子座)[6]」を指揮し成功に導いた。

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ 公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション. “ローム ミュージック フレンズの活躍”. webcache.googleusercontent.com. micro.rohm.com. 2023年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月28日閲覧。
  2. ^ 女性指揮者で初の準優勝 伊コンクールで三ツ橋さん”. www.nikkei.com. 日本経済新聞 (2010年10月17日). 2023年9月28日閲覧。
  3. ^ ランクセス株式会社 コーポレートコミュニケーションズ (2011年9月26日). “ランクセス、サイトウ・キネン・フェスティバル松本「青少年のためのオペラ」へ協賛”. webcache.googleusercontent.com. lanxess.co.jp. 2023年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月28日閲覧。
  4. ^ 『EIGHT-JAM』でクラシックの“指揮者”を特集!スタジオには豪華な顔ぶれ”. テレ朝POST. テレビ朝日 (2024年5月12日). 2024年5月13日閲覧。
  5. ^ Asia Orchestra Week 2021 (2023年9月13日). “In 2009, the Newsweek Japan selected her as one of the “100 Japanese People the World Respects.””. webcache.googleusercontent.com. www.orchestra.or.jp. 2023年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月28日閲覧。
  6. ^ サントリーホール30周年記念国際作曲委嘱作品再演シリーズ武満徹の『ジェモー(双子座)』タン・ドゥン~Takemitsuへのオマージュ <武満徹没後20年>”. www.suntory.co.jp. www.suntory.co.jp (2016年5月2日). 2023年9月28日閲覧。

外部リンク

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