三上慶子
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三上慶子(みかみ けいこ、1928年1月13日 - )は、日本の作家、能楽評論家。龍田慶子(たつた けいこ)とも称する[1]。
三上秀吉の子として京都に生まれる。恵泉女学園卒。1945年熊本県球磨郡上村(現あさぎり町)八ヶ峰に[1]疎開して分校勤務、その時の体験を『月明学校』に書いて1951年デビュー、同年秀吉とともに西日本新聞文化賞を受賞。54年帰京、『三田文学』『近代文学』『文藝』などに小説を発表した。
著書
[編集]- 『月明学校』目黒書店 1951 のち現代教養文庫
- 『谷間の学校』実業之日本社 1955
- 『流感の谷』河出書房新社 1964
- 『私の能楽自習帖』河出書房新社 1973
- 『能楽鑑賞十二月』文和書房 1980 (龍田慶子名義)
出典
[編集]参考
[編集]- 『文藝年鑑1978』
- 『日本近代文学大事典』講談社、1984