三和NDB施設
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三和NDB施設(みわNDBしせつ、英語: Miwa NDB Site)は、沖縄県旧三和村(現糸満市三和地区)にあったアメリカ軍の航空保安施設で、コンパス・ロケーター無指向性無線標識施設のこと[注釈 1]。沖縄返還協定了解覚書のC表で日本に返還された[1]。
三和NBD施設は「沖縄NDB局」(Okinawa NDB:OK)とも表記され[2]、引き続き運用されたが、2012年4月5日に運用停止し、その後、沖縄NDB局舎は撤去されている。
概要
[編集]1972年5月15日、日米合同委員会において、沖縄における航空交通管制が合意され、航空路用NDB及びVORTAC施設においては、施政権返還後1年以内に日本国政府に移管され運用管理することが決定された[3]。
三和NDB施設として占有されていた土地(37,000㎡)は、1972年5月14日に返還され農地となった[4]。また、アンテナ施設と管理施設は同年5月15日から日本政府に移管し運用された。他に施政権移行に伴い移管されたアメリカ軍NDB施設として、三和(沖縄NDB)の他に、南大東NDB(1972年9月14日移管)や宮古島NDB (1973年6月8日移管)がある[2]。
- 名称:沖縄NDB(OK)
- 沖縄県糸満市字名城真原645
- 管理:運輸局
- 位置:N26°06′E127°40′
- 搬送周波数(キロヘルツ):308
- 空中線電力(ワット):400[2]
2012年4月5日に運用停止し、その後、12月17日に沖縄NDB局舎撤去工事の入札公告が行われた[5]。
参考事項
[編集]沖縄の米軍基地 > 沖縄返還協定了解覚書 C-2