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三嶋神社 (平塚市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
三嶋神社

拝殿正面より
所在地 神奈川県平塚市夕陽ヶ丘60-27
位置 北緯35度19分30秒 東経139度21分31秒 / 北緯35.32500度 東経139.35861度 / 35.32500; 139.35861
主祭神 大山祇神、事代主大神
社格 旧村社
創建 不明
別名 湘南のえびすさま
例祭 7月下旬
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三嶋神社(みしまじんじゃ)は神奈川県平塚市夕陽ヶ丘に鎮座する神社。別名「湘南のえびすさま」。

祭神

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歴史

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平安時代伊予国大三島大山祇神社(伊予三島社)を勧請し創建という[1]。周辺には河野姓の分布も見られる。平安時代の別当寺長楽寺の古文書に「薬師、三嶋明神の本地仏なり」の記録がある。

永禄9年(1566年)には小田原北条氏の保護を受けた。江戸時代には、伊豆、安房の住人を始め、海路の大山詣ででは平塚須賀港で上陸すると、当神社に道中安全を祈願する習わしであった[2]

天保12年(1841年)成立の新編相模国風土記稿時点では、主祭神を大山祇神とし、相殿に貴船山王[3]。末社として、金比羅淺間熊野稲荷、辨天(弁天)、不動堂、石二王があった[4]

明治の初め伊豆三島神社(現:三嶋大社)より事代主神を勧請・合祀し、現在の形となった[1]。三嶋大社が、主祭神を大山祇神から事代主神に変更したのが明治6年(1873年)であるため(後に再度変更)、これ以降の勧請となる。

境内社

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  • 伊邪那岐社
  • 弁天社
  • 厄神社
  • 石神社

祭事

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  • 1月第3日曜日 - 新春えびすまつり
福笹が授与され、この招福縁起物一年間飾ることによって開運招福を導くとされる。また特設舞台からの福男・福女による福餅まきが行われる。
  • 3月27日 - 里神楽祭(境内社伊邪那岐社)
  • 7月第3土曜日,日曜日 - 例大祭(須賀のまつり)
かつては須賀千軒と言われるほど賑わった須賀の町の祭り。盛大に行われかつては7日~12日までといつまでも続けられたため、「須賀の入梅祭り」「須賀の長まつり」と言われ、5台の山車を先頭に御輿が浜入りを行った。その後深夜三嶋神社に還った。
現在は大御輿を中心に2日間各町内を渡御した後浜降祭、子供達のパレード、山車太鼓、町内御輿に導かれ大御輿が宮入をする。
  • 10月中旬 - 戦没者慰霊祭
  • 11月 - 鞴祭り
  • 12月23日 - 歳の市(だるま市)
  • 12月29日 - 大祓式・鎮火祭

参考

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  • 平塚三嶋神社由緒

脚注

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  1. ^ a b 『神奈川県神社誌』
  2. ^ 平塚三嶋神社由緒書より
  3. ^ 公式HPには記載が無いが、神奈川県神社庁HPには祭神として大山咋命、闇龗神の記載あり
  4. ^ 新編相模国風土記稿 第43巻 須賀村、三嶋社の項

外部リンク

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