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三木相煥

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

三木 相煥(みき そうかん、1957年(昭和32年)12月27日 - )は、日本技術者実業家。経営コンサルタント・技術コンサルタント。絆コーポレーション株式会社代表取締役社長。元・東洋炭素取締役執行役員営業本部長。

人物・来歴

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岡山県倉敷市水島で起業家を父に5人兄弟の四男として出生[1]倉敷市立水島中学校在学中には第3回全国中学校サッカー大会への出場歴がある[1]岡山県立倉敷青陵高等学校を経て、岡山大学工学部に進む[1]。病弱だった幼少期の経験から小児科医が希望だったが、医学部の受験に失敗したことで進路を変更した[1]

1983年に東洋炭素に入社[1]。1988年、日本原子力研究所へ外来研究員として出向して、高温ガス炉用黒鉛核融合炉用黒鉛の研究に従事した[1][2][3]

1991年、TOYO TANSO USAにエンジニアリングマネージャーとして出向[1]。アメリカ子会社勤務において、画期的な結果を残し、「Legend MIKI」と呼ばれる[1][2]。1995年に帰国し、2003年9月に執行役員となる[4]

この間、職務発明による特許を6件取得している[5]

2006年、東洋炭素の東京証券取引所へのIPO(新規株式上場)に際して投資家へのインベスター・リレーションズ活動を担った[1][6]

2009年より取締役執行役員営業本部長を務めた[4]。 東洋炭素時代は、顧客から「第二創業者」とも言われた[1][2]

2014年、経営・技術コンサルティング会社「絆コーポレーション株式会社」を設立し、代表取締役社長に就任する[1][2]

著書

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  • 『「神」リーダーシップ』実務教育出版、2017年

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k 三木相煥(みきそうかん)プロフィール - 絆コーポレーション
  2. ^ a b c d 三木相煥『「神」リーダーシップ』実務教育出版、2017年、[要ページ番号]
  3. ^ 「『日本発 素材革命』東洋炭素 次世代原子力などで用途が拡大する等方性黒鉛のトップランナー」『日経ビジネス』2010年1月11日発売号[要ページ番号]
  4. ^ a b 第69期定時株主総会招集ご通知 (PDF) 』 - 東洋炭素(2011年8月17日、p.45を参照)
  5. ^ 以下の6件である(特許情報プラットフォームによるといずれも連名)。
    (1)「耐熱衝撃性に優れた炭素繊維強化炭素複合材並びにその製造方法」 特許第1962282号 登録日:1995年(平成7年) 8月25日
    (2) 「アウトガスの少ない炭素材料の製造方法」特許第2519071号 登録日:1996年(平成8年) 5月17日
    (3) 「炭素質フェルト加工品並びにその製造方法」 特許第2591967号 登録日:1996年(平成8年)12月19日
    (4)「Ga化合物単結晶引き上げ装置用黒鉛材料」 特許第2620075号 登録日:1997年(平成9年) 3月11日
    (5)「エピタキシャル成長用黒鉛材料」 特許第2139004号 登録日:1998年(平成10年)10月30日
    (6)「ガラス成形用黒鉛治具」 特許第2137890号 登録日:1998年(平成10年) 8月14日
  6. ^ 東京証券取引所市場第一部への上場に伴う当社決算情報等のお知らせ (PDF) 』 - 東洋炭素(2006年3月29日

外部リンク

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