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三枝斐子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

三枝 斐子(さいぐさ あやこ、生没年不詳)は、江戸時代の女性。旗本土屋廉直の妻。字は子章、茅淵と称して、清風と号した。和漢の学に通じて、和歌をよくした。

1806年文化3年)4月に夫が堺奉行に任ぜられ、江戸から堺へ赴くのに従った道中を綴った紀行『旅の命毛』や、堺に在住した2年間を書き留めた日記『和泉日記』を遺した。ほかに『曹太家女論語解』、『烈女伝拾遺』、『枝氏家訓』などを著した。

『旅の命毛』は『続帝国文庫』所収。

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