三次元測定機
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三次元測定機(さんじげんそくていき、英語: Coordinate Measuring Machine、略称CMM[1])とは、計測器の一種であり、立体を三次元的に計測できる測定機。
概要
[編集]接触式の概要を示す。 プローブと呼ばれる鉄・ルビー・セラミック・等の材質の球体で、製品を点測定、もしくは線測定をして、得られた三次元の座標値を検出する。点群データを合成して面要素や円要素、円要素を合成して円筒要素などを作ることもできる。円の内外径や、平面度、平行度、直角度、位置度などの幾何学公差を求めることができる。 これらの検出値は接続された電子計算機で演算処理される。
測定方式による差異
[編集]- 接触式(タッチプローブ)
- 非接触式
- 走査レーザプローブタイプ
- 光学タイプ
接触式と非接触式を組み合わせた物もある。
操作方式による差異
[編集]- マニュアル形
- CNC形
形状による差異
[編集]- ブリッジ形
- ブリッジ移動タイプ
- テーブル移動タイプ
- ガイドセパレート
- ホリゾンタルアーム形
- 多関節アーム形
製造メーカー
[編集]海外メーカー
[編集]- FARO(アメリカ)
- ヘキサゴンメトロジー(スウェーデン)
- カールツァイス(ドイツ)
国内メーカー
[編集]プローブシステムメーカー
[編集]脚注
[編集]- ^ 高増潔『三次元測定機の高精度化と不確かさ評価』{{{1}}} (PDF) 、2010-07-17閲覧。