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三浦新 (技術者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

三浦 新(みうら しん、1910年1月8日 - 1996年8月8日)は、日本の工学者玉川大学教授。

経歴

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1910年、東京生まれ。東京府立第四中学校(現・東京都立戸山高等学校)、東京工業大学卒業。三井化学を経て、玉川大学工学部教授。長年に渡り品質管理の普及に尽力した。1952年、デミング賞受賞。1980年、藍綬褒章受章。

功績

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第2次世界大戦終戦直後、戦後復興を目指し、1945年に日本規格協会、1946年に日本科学技術連盟(Japanese Union of Scientists and Engineers、以下JUSE)がそれぞれ活動を開始した。1948年にJUSEに設立された統計的品質管理調査委員会メンバーとして、朝香鐵一石川馨河田龍夫茅野健西堀榮三郎増山元三郎水野滋らとともに活動を開始し、戦後復興を目指す日本産業界に品質管理の普及を行った。その後、東南アジアなどの発展途上諸国において、TQC(Total Quality Control、全社的品質管理)の指導を行った。

著書

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家族・親族

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  • 長男 三浦登 - 東京大学名誉教授