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三田高三郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

三田 高三郎(みた たかさぶろう、1899年明治32年)1月22日 - 没年不詳)は日本の法曹法学者。元東京地裁判事、元愛知大学東洋大学法政大学教授、専門は民事法フランス法

略歴

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1899年(明治32年)1月22日、群馬県に生まれる。1927年昭和2年)に司法試験に合格、1928年(昭和3年)に法政大学法文学部法律学科を卒業する。司法官試補を経て、1929年(昭和4年)に判事に任官し、浦和、熊谷、横浜の各裁判所を経て、1936年(昭和11年)に東京民事地裁判事に就任する。また、法政大学法学部でフランス法の講師を務める。1943年(昭和18年)にシンガポール高等法院付陸軍司政官1945年(昭和20年)にハノイ控訴院検事長を務める。終戦後、1946年(昭和21年)に帰還、東京地裁判事に復官し、1947年(昭和22年)に退官する。退官後、法政大学、東洋大学などで教授を務め、1963年(昭和38年)にフランス留学へて、愛知大学教授に就任し、1982年(昭和57年)に退職する。

著書

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  • 『人事訴訟手続法要論』(帝国判例法規出版社、1940)
  • 『人事訴訟手続法解説』(帝国判例法規出版社、1952)
  • 『婚姻事件訴訟の研究』(帝国判例法規出版社、1955)
  • 『民事訴訟法概説』(帝国判例法規出版社、1956)
  • 『フランス民法概説』(法政協会、1958)
  • 『法学概論』(帝国判例法規出版社、1971)
  • 『回顧八十年-一法律学徒の人生記録』(テイハン、1979)
  • 『私の八十三年の人生の旅』(テイハン、1981)
  • 『回顧と画稿』(テイハン、1982)

参考文献

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  • 『回顧八十年-一法律学徒の人生記録』