三谷隆博
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三谷 隆博(みたに たかひろ、1949年(昭和24年)1月8日[1] - )は、日本の団体役員。
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)理事長として、2015年度に数兆円規模の損失を出し、同年度末、任期を4年残し中期計画の半ばにして体調不良を理由に辞任した[2][3][4]。GRIF理事長就任前には、日本銀行横浜支店長、同審議役、同理事、日本アイ・ビー・エム特別顧問を歴任。
略歴
[編集]- 1949年(昭和24年)1月8日生。大阪府出身[5]。
- 1967年(昭和42年)3月:大阪府立天王寺高等学校卒業
- 1971年(昭和46年)6月:東京大学法学部卒業
- 同年7月:日本銀行入行
- 1989年(平成元年)5月:同営業局証券課長
- 1990年(平成2年)5月:同業務局総務課長
- 1992年(平成4年)2月:同営業局金融課長
- 1993年(平成5年)5月:同横浜支店長
- 1994年(平成6年)10月:同大阪支店副支店長
- 1996年(平成8年)11月:同審議役(日銀法担当)
- 1997年(平成9年)7月:同政策委員会室長
- 1998年(平成10年)7月:同審議役(信用機構担当)
- 2000年(平成12年)5月:同理事就任
- 2004年(平成16年)5月:同理事退任
- 同年7月:日本アイ・ビー・エム特別顧問就任
- 2007年(平成19年)6月:すてきナイスグループ社外監査役(非常勤)就任
- 2009年(平成21年)6月:セントラル短資FX社外取締役就任[6]
- 2010年(平成22年)3月:日本アイ・ビー・エム特別顧問退任、すてきナイスグループ社外監査役辞任[7]、セントラル短資FX社外取締役辞任[8]
- 同年4月1日:年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)理事長就任[9]
- 2015年(平成28年)4月:年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)理事長再任[2]
- 2016年(平成28年)3月:数兆円規模の損失を計上、体調不良によりGPIF理事長を辞任
脚注
[編集]- ^ 厚生労働省関係独立行政法人の長の任命について(平成22年3月19日付)、厚生労働省。
- ^ a b 「GPIF理事長人事、三谷氏再任へ=政府筋」ロイターInvestin2015年 03月 14日
- ^ 「GPIFの三谷理事長が退任へ、後任に元農中の高橋氏」ロイターBusines2016年 03月 22日
- ^ 「公的年金の15年度運用成績、参院選後に発表か GPIF 」日本経済新聞2016/3/31
- ^ 「日銀政策委員会室長に三谷隆博審議役」(1997年7月18日付『読売新聞』)
- ^ ニュースリリース・当社社外取締役に三谷隆博氏 (元日本銀行・理事) 就任のお知らせ(2009年7月1日付)、セントラル短資FX。
- ^ ニュースリリース・監査役の辞任に関するお知らせ (PDF) (平成22年3月23日付)、すてきナイスグループ。
- ^ ニュースリリース・当社社外取締役三谷隆博辞任のお知らせ(2010年3月25日付)、セントラル短資FX。
- ^ 役員一覧、年金積立金管理運用独立行政法人。
外部リンク
[編集]- 役員一覧 - 年金積立金管理運用独立行政法人