コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

三隅佳子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
みすみ よしこ

三隅 佳子
生誕 (1934-09-07) 1934年9月7日
死没 (2018-09-07) 2018年9月7日(84歳没)
国籍 日本の旗 日本
職業 公務員
テンプレートを表示

三隅 佳子(みすみ よしこ、1934年昭和9年〉9月7日 - 2018年平成30年〉9月7日)は、日本地方公務員教育者である。専門は家政学ジェンダー問題[1]

来歴

[編集]

福岡県北九州市出身。福岡県立小倉高校共立女子大学を卒業後、5年間小学校の教員を務めた[2]。退職後は子育てに専念する中でPTAや母の会の活動を始め、1978年(昭和53年)、北九州市社会教育指導員となる。

その後短大講師を経て1982年(昭和57年)、北九州市役所で初めて民間出身の女性管理職となり、翌1983年(昭和58年)には初代の婦人対策室室長に就任[3]1990年(平成2年)には市民局女性行政推進部長[3]、併せて財団法人アジア女性交流・研究フォーラムの専務理事にも就任した。

1995年(平成7年)、北九州市立男女共同参画センター「ムーブ」の初代所長に就任[3]。財団法人アジア女性交流・研究フォーラム理事長[3]、同会長を経て顧問、北九州ESD協議会副代表、NPO法人北九州サステイナビリティ研究所理事長、UNウィメン日本国内委員会副理事長などを歴任した[4][5]

2006年(平成18年)、内閣府男女共同参画社会づくり功労者表彰受賞[6]。2018年(平成30年)9月7日、自身の84歳の誕生日に死去[3]

脚注

[編集]
  1. ^ 『豊かな人生の為に』福井県生活学習館、2004年3月31日、2頁。ISBN 978-4-7503-2877-5 
  2. ^ “ひと”. 西日本新聞. (1989年10月27日) [要ページ番号]
  3. ^ a b c d e “訃報:三隅佳子さん 84歳=北九州市立男女共同参画センター「ムーブ」初代所長”. 毎日新聞北九州版 (毎日新聞西部本社). (2018年9月13日). https://mainichi.jp/articles/20180913/ddl/k40/060/527000c 
  4. ^ 三隅 佳子(みすみよしこ)さん”. 福岡県男女共同参画センター「あすばる」. 2019年11月26日閲覧。
  5. ^ 三隅佳子さんを偲んで”. 北九州市立男女共同参画センター・ムーブ. 2019年11月29日閲覧。
  6. ^ “受賞を報告”. 西日本新聞: p. 27. (2006年7月5日)