上古八大姓
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上古八大姓(じょうこはちだいせい)とは、上古中国の主要な8つの姓で、姜・姫・姚・嬴・姒・妘・嬀・姞の8つ[1]を指す。中国における姓は母系制に起源を有し、同一姓は同一の母系的血縁集団であることを示している。
起源
[編集]- 姜:三皇五帝の一、神農(炎帝)が起源。
- 姫・姞:五帝の一、黄帝(軒轅)が起源。
- 姚・嬀:五帝の一、舜が起源。
- 姒:五帝の一、禹が起源。
- 妘:五帝の一、嚳(高辛氏)が起源[2][3]。
- 嬴:五帝の一、少昊が起源。
国姓としての周代諸侯国
[編集]主な分流氏族
[編集]- 姜 - 呂氏・斉氏・許氏・謝氏・紀氏・邱氏・盧氏・方氏・章氏・高氏
- 姫・姞 - 周氏・魯氏・管氏・蔡氏・霍氏・曹氏・衛氏・滕氏・畢氏・原氏・毛氏・雍氏・応氏・韓氏・唐氏・凡氏・蔣氏・邢氏・茅氏・祭氏・鄭氏・劉氏・魏氏
- 姚・嬀 - 陳氏・田氏・孫氏・胡氏・袁氏・陸氏・王氏・車氏・薛氏・夏氏
- 姒 - 題氏・夏氏・顧氏・扈氏・譚氏・夏侯氏・鮑氏・曽氏・卜氏・婁氏
- 妘 - 己氏・董氏・彭氏・曹氏・斟氏・羋氏
- 嬴 - 廉氏・徐氏・江氏・秦氏・趙氏・黄氏・梁氏・馬氏・葛氏・谷氏・繆氏・鍾氏・費氏・瞿氏
脚注
[編集]- ^ 上古八大姓,皆从“女子”出 Archived 2013-04-17 at the Wayback Machine.《中新網》2013年1月17日
- ^ 《史記・楚世家》︰「楚之先祖出自帝顓頊高陽。高陽者,黄帝之孫,昌意之子也。高陽生稱,稱生巻章,巻章生重黎。重黎為帝嚳高辛居火正,甚有功,能光融天下,帝嚳命曰祝融。共工氏作亂,帝嚳使重黎誅之而不盡。帝乃以庚寅日誅重黎,而以其弟呉回為重黎後,復居火正,為祝融。呉回生陸終。」
- ^ 《世本》云:「偪陽,妘姓,祝融之孫,陸終第四子求言之後。」