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上村里子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上村 里子
基本情報
本名 上村 里子
階級 フライ級
身長 164cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1975-04-16) 1975年4月16日
出身地 宮崎県三股町
死没日 (2013-09-11) 2013年9月11日(38歳没)
スタイル サウスポー
プロボクシング戦績
総試合数 19(JBCによる女子公認前後の通算)
勝ち 6
KO勝ち 0
敗け 13
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上村 里子(かみむら さとこ、1975年4月16日 - 2013年9月11日)は、日本の女子プロボクサーJWBC時代はフィオーレジムに所属し、JBC女子公認後に山木ジム(現山木ボクシングジム)に移籍した。宮崎県三股町出身。

来歴

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OLとして働きながらキックボクシングを続け、1996年7月に中沢夏美にKO負けを喫するまで無敗であった。

しかし、足の怪我のためボクシングに転向。

2003年8月、フィオーレジム所属選手としてJWBCのプロボクサーライセンスを取得し、フィオーレジムとフリーインストラクターとしての正式契約も交わした。

2003年11月30日、後のWBO女子世界アトム級王者池山直とデビュー戦を行い、0-3の判定負けを喫しデビュー戦を白星で飾れなかった。

2004年10月29日、中国瀋陽で、この試合がデビュー戦となる後のWBC女子世界ライトフライ級王者崔恩順と対戦し、0-3の判定負けを喫した。

2005年4月、早稲田大学人間科学部健康福祉学科に入学

2005年6月12日、林一実と対戦し、2-0の判定勝ちを収め再起を果たした。

2006年5月20日、韓国全羅北道井邑市孫抄弄の持つIFBA世界ミニマム級王座に挑戦したが、0-3の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。

2007年6月24日、新宿FACE猪崎かずみの持つ日本フライ級王座に挑戦したが、0-3の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。

2007年7月、勤務先の楽天KCの地方統合により退職した。

2008年1月17日、JBCの女子解禁と山木ジムJPBA加盟によりJWBCが発展的解消という形で解散した為、非加盟ジムのフィオーレから山木に移籍した。

2008年3月4日、JBCプロテストに合格し、B級ライセンスを取得した。

2008年4月、九州保健福祉大学総合医療専門学校鍼灸学科に入学。

2008年4月20日、地元の宮崎県体育館での湯場忠志の日本ウェルター級タイトルマッチにてエキシビションを行った。

2008年6月1日、JBCライセンス取得後初の試合として韓国京畿道加平郡許恩栄とWBC女子ミニマム級暫定王座決定戦を行い、0-3の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。

2008年8月12日、JBC初の国内戦として後楽園ホールで猪崎かずみとノンタイトル6回戦を行い、0-3の判定負けを喫し再起に失敗した。

2008年11月23日、坂出サティホールで池山直とノンタイトル6回戦を行い、許戦から3連敗となる0-3の判定負けを喫し再起に失敗した。

2009年2月26日、後楽園ホールで元JWBC日本フェザー級王者菊川未紀とノンタイトル6回戦を行い、許戦から4連敗となる0-3の判定負けを喫し再起に失敗した。

2009年11月22日、名古屋国際会議場で菊川未紀とノンタイトル6回戦を行い、2-1の判定勝ちを収めJBC初勝利。

2010年1月29日、韓国京畿道安城市の斗源工科大学安城キャンパスで金丹菲が持つIFBA世界ミニマム級王座に挑戦したが、0-3の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。

2010年5月1日、韓国忠清南道牙山市の牙山市民体育館で朴智賢が持つIFBA世界ストロー級王座に挑戦をしたが0-3の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。これが上村にとって最後の試合となった。

体調不良の為試合から遠ざかり、2012年、JBCボクサーライセンスが失効した。

ライセンス失効後も再交付を目指しボクシングインストラクターなどの傍らトレーニングを続けていたが、2013年9月11日、事故により38歳で死去した[1]

戦績

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  • プロボクシング:19戦 6勝 13敗
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2003年11月30日 敗北 4R 判定0-3 池山直(フジワラ) 日本の旗 日本 プロデビュー戦
2 2004年2月22日 敗北 4R 判定0-2 菊地奈々子(代々木BS) 日本の旗 日本
3 2004年4月4日 勝利 4R 判定3-0 山田香子(MUSTANG) 日本の旗 日本 日本ミニフライ級トーナメント1回戦
4 2004年5月23日 勝利 4R 判定3-0 櫻田由樹(Fギャラクシー) 日本の旗 日本
5 2004年7月18日 敗北 4R 判定0-2 渡辺まりか(F.I-TEN) 日本の旗 日本 日本ミニフライ級トーナメント準決勝戦
6 2004年10月29日 敗北 8R 判定1-2 崔恩順 朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮
7 2005年6月12日 勝利 4R 判定2-0 林一実(B.I.T.) 日本の旗 日本
8 2005年11月12日 勝利 8R 判定2-1 全英貞 大韓民国の旗 韓国 IFBA世界ミニマム級王座査定試合
9 2006年5月20日 敗北 10R 判定0-2 孫抄弄 大韓民国の旗 韓国 IFBA世界ミニマム級タイトルマッチ
10 2006年10月29日 勝利 4R 判定2-0 ジェット・イズミ(クロスポイント) 日本の旗 日本
11 2007年6月24日 敗北 8R 判定0-3 猪崎かずみ(鴨居) 日本の旗 日本 日本フライ級タイトルマッチ
12 2007年11月10日 敗北 2R 1:58 TKO 渡辺まりか(F.I-TEN) 日本の旗 日本
13 2008年6月1日 敗北 10R 判定0-3 許恩栄 大韓民国の旗 韓国 WBC女子ミニマム級暫定王座決定戦
14 2008年8月12日 敗北 6R 判定0-3 猪崎かずみ(花形) 日本の旗 日本
15 2008年11月23日 敗北 6R 判定0-3 池山直(中外) 日本の旗 日本
16 2009年2月26日 敗北 6R 判定0-3 菊川未紀(東海) 日本の旗 日本
17 2009年11月22日 勝利 6R 判定2-1 菊川未紀(東海) 日本の旗 日本
18 2010年1月29日 敗北 10R 判定1-2 金丹菲 大韓民国の旗 韓国 IFBA世界ミニマム級タイトルマッチ
19 2010年5月1日 敗北 10R 判定0-3 朴智賢 大韓民国の旗 韓国 IFBA世界ストロー級タイトルマッチ
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脚注

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  1. ^ ありがとうございました。 天海ツナミ 2013年9月19日

関連項目

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外部リンク

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