下多賀神社
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下多賀神社 | |
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所在地 | 静岡県熱海市下多賀1374-1 |
位置 | 北緯35度02分59.9秒 東経139度04分10.2秒 / 北緯35.049972度 東経139.069500度座標: 北緯35度02分59.9秒 東経139度04分10.2秒 / 北緯35.049972度 東経139.069500度 |
主祭神 | 伊弉諾尊、伊弉册尊 |
本殿の様式 | 権現造 |
例祭 | 10月中旬 |
下多賀神社(しもたがじんじゃ)は、静岡県熱海市下多賀にある神社。
多賀小学校・多賀幼稚園に隣接した、下多賀地区の中心的な神社である。
歴史
[編集]慶長年代以前は「中村大明神」と称し、1679年(延宝7年)に「松尾大明神」、そして1873年(明治6年)に現在の「下多賀神社」へと改名された[1]。
下多賀地区の山中には江戸城の築城石の石切場(石丁場)があったが(江戸城石垣石丁場跡)、当神社の所在地の昔の字「新釜」には、築城石を管理する「石番」が置かれていたと、福岡藩の史料に記されている[2][3]。国道135号沿いの沿岸部には、その築城石の船積場跡があり、例大祭における御旅所になっている[3]。
来宮神社、多賀神社、阿治古神社などと同じく、「鹿島踊り」の風習があり、市の民俗無形文化財に指定されている[4]。
祭神
[編集]境内
[編集]- 本殿
- 社務所
- 狛犬
- 鳥居
境内社
[編集]その他
[編集]- 道祖神
- 夫婦石
- 忠魂碑
植物
[編集]祭事
[編集]- 水浴びせ式/水浴びせ踊り(1月2日)[5]
- 天王祭(7月13日)[6] - 元来は隣接する中野地区(住所上は下多賀地区に包含)の津島神社(祭神・素戔嗚(牛頭天王))の例大祭だったものを、同じ下多賀地区として、また熱海市内の他地区の7月の夏祭りと連動する格好で行うようになった[7]。
- 例大祭(10月中旬、2日間)[1] - 宵宮祭と本祭[8][9]。
周辺
[編集]北脇を宮川(みやがわ)が流れている。
南隣りに熱海市立多賀小学校・多賀幼稚園がある。
アクセス
[編集]- 東海バス : バス停「下多賀」と「JA下多賀支店」の狭間。徒歩1分。
脚注
[編集]- ^ a b c 多賀まちあるき - 多賀観光協会
- ^ 下多賀神社境内の石造物 - 熱海市
- ^ a b 伝・築城石船積場跡 - 熱海市
- ^ 鹿島踊り50年勤続表彰 下多賀神社の山本進、牧野克昭、加藤光芳の3氏 - 熱海ネット新聞 2018/10/16
- ^ 新婚夫婦を祝福、江戸時代から続く奇祭「水浴びせ式」/熱海・下多賀神社 - 熱海ネット新聞 2019/1/2
- ^ 【下多賀神社】天王祭で伝統の鹿島踊り 勇壮に奉納し無病息災祈る - 熱海ネット新聞 2017/7/14
- ^ 熱海の夏まつり、津島神社天王祭で開幕 山車と神輿練る - 熱海ネット新聞 2019/7/13
- ^ 下多賀神社例大祭、台風19号の影響で日程変更 1日ずらし斎行 - 熱海ネット新聞 2019/10/10
- ^ 台風19号の復旧作業に配慮、神幸行列取りやめ 粛々と下多賀神社例大祭 - 熱海ネット新聞 2019/10/14