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下村正彦

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下村 正彦(しもむら まさひこ、1944年7月22日[1] - 2023年2月17日)は日本の作曲家

経歴

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京都市出身。大阪府立大手前高等学校東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。

神戸山手短期大学表現芸術学科教授を務めた。2015年4月より神戸山手短期大学名誉教授。

神戸芸術文化会議、神戸音楽家協会、作曲集団「たにしの会」各会員。神戸波の会理事、兵庫県音楽教室研究協議会役員。兵庫音楽活動推進会議福代表、兵庫県立美術館アートフュージョン実行員、神戸新聞文化財団評議員、東京芸術大学音楽学部同声会兵庫支部長なども努めた。

音楽教師であった父・下村米太郎(しもむら よねたろう)の影響で音楽を志す。東京芸術大学では池内友次郎に師事。大学卒業後、神戸山手女子短期大学音楽科で教鞭を執る。同短期大学の招聘教授であった作曲家・小山清茂に影響を受け、日本音楽(純粋な邦楽ではない)に目覚め、1972年4月に小山が主宰する作曲集団「たにしの会」を中西覚らとともに結成した。

2023年2月17日、心不全のため死去。78歳没[2]

代表曲

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  • 「2台のマリンバのための音楽」(初演:1974年 / 神戸文化ホール)
  • 「バレエ「紀の国の詩」」(初演:1977年 / 大阪毎日ホール、宇宿充人指揮・ヴィエールフィルハーモニー)
  • 「ヴァイオリンとピアノのための2章」(初演:1980年 / 兵庫県民小劇場)
  • 「バレエ「散華」」(初演:1981年 / 和歌山県民文化会館、宇宿充人指揮・ヴィエールフィルハーモニー)
  • 「四手連弾のための「沖縄のうた」」(初演:1986年 / 兵庫県民小劇場)
  • 「弦楽合奏のための「竹田の子守唄」」(初演:1987年 / 神戸文化ホール、小松一彦指揮関西フィルハーモニー交響楽団)
  • 「福井久子詩集「海・鯨の通る路」」(初演:1990年 / 兵庫県民小劇場)

賞歴

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  • 2009年(平成21年) - 神戸市文化活動功労賞 受賞。
  • 2013年(平成25年) - 半どん文化賞(現代芸術賞)受賞。
  • 2015年(平成27年) - ともしびの賞 受賞、
  • 2017年(平成29年) - 年度神戸市文化賞 受賞。

執筆

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「『月光のソナタ』と『荒城の月』」(『神戸山手学園創立80年記念論文集』神戸山手短期大学「紀要」第47号 / 2004年12月)

脚注

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  1. ^ 『現代物故者事典 2021〜2023』日外アソシエーツ、2024年、p.292。
  2. ^ 作曲家 下村正彦さん死去”. 神戸新聞NEXT (2023年2月18日). 2023年8月12日閲覧。

外部リンク

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