コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

なかよしビクトリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
下村達也から転送)
なかよしビクトリーズ
NAKAYOSI VICTORYS
メンバー 岡田康太
下村達也
結成年 2009年[1]
解散年 2020年
事務所 フリー
ホリプロコム
→フリー
活動時期 2009年2月1日 - 2016年5月31日
2018年4月21日 - 2020年10月31日
出会い 中学の同級生
旧コンビ名 ロシア計画
(2006年 - 2009年)
オレンジサンセット
(2009年 - 2016年)
プルメリアンズ
(岡田 2016年)
カハラ
(岡田 2017年)
新オレンジサンセット
(2018年 - 2019年)
現在の活動状況 解散(下村は引退、岡田はピンで活動)
芸種 漫才
ネタ作成者 岡田康太
過去の代表番組 1ばんスクラム!!
ふくらむスクラム!!
爆笑ファクトリーハウス 笑けずり
なかよしビクトリーズのオレンジサンセット(GERA放送局)
公式サイト 公式プロフィール(アーカイブ)
受賞歴
2006年 第4回M-1甲子園三重予選大会 優勝
2007年 第5回M-1甲子園大阪予選大会 優勝
2008年 第6回M-1甲子園大阪予選大会 優勝
テンプレートを表示
なかよしビクトリーズ
YouTube
チャンネル
活動期間 2018年4月 - 2020年10月
登録者数 3650人
総再生回数 566,597回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2022年5月4日時点。
テンプレートを表示

なかよしビクトリーズは、かつてフリーで活動していたお笑いコンビ。当初はホリプロコムに所属していた。

2009年2月1日結成(当時のコンビ名は「オレンジサンセット」)。2016年5月31日に解散し、2018年4月21日に再結成(当時のコンビ名は「新オレンジサンセット」。2019年2月7日に「なかよしビクトリーズ」と改名)するも、2020年10月31日に再解散した[2]

メンバー

[編集]

岡田 康太(おかだ こうた、 (1990-09-01) 1990年9月1日(34歳) - )

下村 達也(しもむら たつや、 (1990-10-12) 1990年10月12日(34歳) - )

  • ボケ担当。立ち位置は向かって右。
  • 奈良県出身。奈良県立桜井高等学校卒業、短大中退。A型。身長171cm、体重60kg。
  • 趣味は音楽鑑賞、ラーメン屋巡り、コンビニ巡り、プロ野球観戦、プロ野球名鑑を読むこと[3]
  • 特技は口笛、50m走(5秒台)。
  • 子供の頃好きだった芸人はグッチ裕三[3]
  • 芸人になる前は、ロックバンドのボーカルもしていたことがあった[3]
  • 一度目のコンビ解散後に芸能界を引退。2016年6月11日には新宿のネイキッドロフトにて、芸人仲間による引退セレモニーが行われた[4]
  • 引退後から再結成までの間、神田のラーメン店で働いていた[5]
  • フリーアナウンサーの花崎阿弓はいとこ。
  • 2019年5月IgA腎症に罹患。一時活動を休止していたが、その後療養しつつ活動を再開した。
  • 2020年10月の再解散後、2021年1月26日に自身のツイッターアカウントにて故郷の奈良へと戻る事を明かし、2021年2月28日MBSラジオにて放送された番組「芸人引退特番〜僕、今日で芸人やめます〜」を最後に芸人としての活動を終了した[6]

来歴

[編集]

アマチュア時代

[編集]

中学生の時、岡田は『M-1甲子園』のことを知り、高校生になったら出たいと思い、相方を探しているうちに下村の面白さを知った。中学3年生の時に岡田と下村は同じクラスになり、ある日岡田が下村のそばに来て無理矢理な形で漫才を始めたところ、教室中大爆笑になったという。それまで下村は岡田と話したこともなかったという[7]

高校進学後、M-1甲子園へ『ロシア計画』というコンビ名で出場。2006年は三重予選大会優勝、2007年2008年は2年連続で大阪予選大会優勝[7]といった記録を立ち上げる。

プロデビュー

[編集]

2009年、『新しい波16』への出演をきっかけにアマチュアながら『ふくらむスクラム!!』のレギュラーに抜擢される。後続番組『1ばんスクラム!!』にもレギュラー出演(この影響から両者共に平成生まれだがお笑い第7世代でなく、実質的には第6世代に分類される)。

その際に「ロシア計画というコンビ名はテレビ向きじゃないし、名前が怪しいから変えて欲しい」とテレビ局の人に言われたため、『オレンジサンセット』に改名。コンビ名はJUDY AND MARYの曲『Hello! Orange Sunshine』に由来し、「爽やかで響きがいい」という理由で決定した。また、結成以降もこの曲を出囃子として使用している[7]

2010年1月1日付でホリプロコムに所属。同年のM-1グランプリで3回戦へ進出し、2011年2014年THE MANZAIでは2回戦へ進出。

一度目の解散

[編集]

2016年5月13日、ホリプロコム公式ホームページにて同月31日をもって解散する事が発表された。また、同日に双方のブログにて2016年3月29日に下村が岡田に芸人引退の意向を申し入れていた事が明かされた[8][9]。下村は芸能界を引退。岡田は芸人活動を継続するも、ホリプロコムを退社。

2016年7月30日、岡田が新コンビ結成記者会見を開催し、宰務翔太(元サンストレンジ)と「プルメリアンズ」を結成する事を発表[10][11]。当初はフリーで活動していたが2017年に「カハラ」と改名し、吉本興業所属となる。しかし、2017年10月に解散[12]

再結成、その後

[編集]

2018年4月21日、下村の芸能界復帰が決まり『新オレンジサンセット』として再結成[13]。同日に下北沢シアターミネルヴァにて、トークライブ「助長〜erection〜」を開催。同年5月5日に同会場にて、フワちゃんこゝろ・ドラゴンヘルパー竜介をゲストに迎え、単独ライブ「復活〜booger〜」を開催する。

2019年2月7日深夜放送の「四千頭身のオールナイトニッポン0(ZERO)」にゲスト出演し、番組内で新オレンジサンセットを改名させるコーナーが展開された。リスナーが提案した「なかよし」、四千頭身・石橋が提案した「ビクトリー」を採用する形で、『なかよしビクトリーズ』に改名する事が決定[14]

2019年5月に下村がIgA腎症に罹患したことが判明し、療養の為コンビでの活動を休止。しかしその後も入退院を繰り返しながら活動を再開し、同年のM-1グランプリでは3回戦へと進出した。

2020年10月24日、自身のネットラジオ番組「なかよしビクトリーズのオレンジサンセット」放送内にて、同月31日をもって再解散する事が発表された[15]

賞レース戦績

[編集]

ロシア計画(アマチュア時代)

[編集]

オレンジサンセット

[編集]

新オレンジサンセット

[編集]
  • 2018年 M-1グランプリ 2回戦進出

なかよしビクトリーズ

[編集]
  • 2019年 M-1グランプリ 3回戦進出
  • 2020年 M-1グランプリ 1回戦敗退

出演

[編集]

テレビ

[編集]

CM

[編集]
  • JAバンク「松下奈緒に言われたら」篇 ※岡田のみ
  • au「800MHz/スポ根ドラマ」篇 ※岡田のみ
  • スニッカーズ「応援」篇 ※岡田のみ
  • DeNA「マンガボックス読んでる選手権」篇 ※岡田のみ

ラジオ

[編集]
  • 芸人引退特番〜僕、今日で芸人やめます〜(MBSラジオ、2021年2月28日)※下村のみ

ネット配信

[編集]
  • オレンジサンセットの半熟劇場(GYAO!、2011年8月28日 - )
  • 人志松本のすべらない話「WEB限定スペシャル動画」※岡田のみ
  • レノボ「DAJALENOVO(ダジャレノボ)」キャンペーン
  • アニマルクッキング「かどや製油公式チャンネル」※岡田のみ

ネットラジオ

[編集]
  • なかよしビクトリーズのオレンジサンセット(GERA放送局、毎週土曜日20時放送)

脚注

[編集]
  1. ^ なかよしビクトリーズ M-1グランプリ コンビ情報
  2. ^ なかよしビクトリーズが解散、GERA「なかよしビクトリーズのオレンジサンセット」で発表”. お笑いナタリー (2020年10月24日). 2020年10月25日閲覧。
  3. ^ a b c お笑いポポロ(麻布台出版社)2010年7月号 p.96 - 97
  4. ^ 佐々木軍団決起集会『下村引退セレモニー』”. Twitter. 2019年2月9日閲覧。
  5. ^ うちで手伝ってくれてた達也がまたお笑い芸人として再スタートする事になりました。”. Twitter. 2019年2月9日閲覧。
  6. ^ 元なかよしビクトリーズの下村が芸人として最後のラジオ番組、Aマッソ、井戸田も交えて語る”. お笑いナタリー (2021年2月15日). 2021年2月15日閲覧。
  7. ^ a b c お笑いハイブリッド!!Vol.5(メディアボーイ、2011年1月5日発行)67ページより。
  8. ^ “オレンジサンセット解散のご報告”. オレンジサンセット岡田オフィシャルブログ「徒然雑草」. (2016年5月13日). https://ameblo.jp/kata-okada/entry-12159870603.html 2021年5月20日閲覧。 
  9. ^ “ご報告”. オレンジサンセット下村オフィシャルブログ「明日も昨日も遠く離れてる」. (2016年5月13日). https://ameblo.jp/most-tatsuya/entry-12159896516.html 2021年5月24日閲覧。 
  10. ^ “元オレンジサンセットの岡田康大、今月末に「新コンビ結成記者会見」開催”. お笑いナタリー. (2016年7月11日). https://natalie.mu/owarai/news/194129 2016年7月12日閲覧。 
  11. ^ “岡田康大が新コンビ「プルメリアンズ」結成、2時間超の会見で8年間を回想”. お笑いナタリー. (2016年7月30日). https://natalie.mu/music/news/196485 2016年7月31日閲覧。 
  12. ^ “カハラ コンビ情報”. M-1グランプリ公式サイト. https://www.m-1gp.com/combi/5597.html 2021年2月3日閲覧。 
  13. ^ “オレンジサンセットが「新オレンジサンセット」として復活、5月に単独開催”. お笑いナタリー. (2018年4月23日). https://natalie.mu/owarai/news/279287 2018年4月23日閲覧。 
  14. ^ 新オレンジサンセットが「なかよしビクトリーズ」に改名”. TVでた蔵 (2019年2月8日). 2019年2月8日閲覧。
  15. ^ なかよしビクトリーズが解散、GERA「なかよしビクトリーズのオレンジサンセット」で発表”. お笑いナタリー (2020年10月24日). 2020年10月25日閲覧。
  16. ^ 下村の告知ツイート”. 2024年11月17日閲覧。

外部リンク

[編集]

岡田

[編集]

下村

[編集]