コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

下津町塩津

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
下津町塩津
日本
都道府県 和歌山県
市町村 海南市
人口
2012年平成24年)10月1日現在)
 • 合計 614人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
649-0131

下津町塩津(しもつちょうしおつ)は、和歌山県海南市町丁2012年10月1日現在の人口は614人[1]郵便番号は649-0131。本項ではかつて同区域に存在した海部郡海草郡塩津村(しおつむら)についても記す。

地理

[編集]

海南市の南西部、紀勢本線冷水浦駅 - 加茂郷駅間の紀伊水道沿岸にあたる。東部の沿岸を同線と国道42号が通過する。

歴史

[編集]
しおつむら
塩津村
廃止日 1955年2月1日
廃止理由 新設合併
下津町、大崎町塩津村加茂村仁義村下津町
現在の自治体 海南市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 和歌山県
海草郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 1,522
国勢調査1950年
隣接自治体 海南市
海草郡大崎町、加茂村
塩津村役場
所在地 和歌山県海草郡塩津村(大字なし)
座標 北緯34度8分1.0秒 東経135度9分59.6秒 / 北緯34.133611度 東経135.166556度 / 34.133611; 135.166556 (塩津村)
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

経済

[編集]

産業

[編集]
農業

『大日本篤農家名鑑』によれば、塩津村の篤農家は橋本、榎本姓の人物がいた[2]

商工業

塩津村の商工業者は、1894年出版の『和歌山県名誉家及商工人名録』によれば、肥料商の石橋、中山、穀物問屋商の九鬼、穀物商の中山、材木商の硲、荒物並びに肥物商の小山、旅人宿の中野、穀物類商の丸谷などがいた[3]

1921年出版の『和歌山県実業参考録』によれば、万荒物商の堺、肥料商の峰野、肥料商蜜柑問屋業の九鬼、柑橘屋業の井田、柑橘問屋業の中崎、酢醤油商の二ツ井、醤油醸造業の中山、海産物商の札場、吉田、船舶取扱い並びに海産業の中野、米穀雑貨金物商の中村、回漕業の森山などがいた[4]

かつて存在した企業

交通

[編集]

鉄道

[編集]

区域内を西日本旅客鉄道紀勢本線が通過するが、駅は所在しない。

バス

[編集]
海南市コミュニティバス
  • 戸坂線
    • 加茂郷駅 - 塩津口 - 塩津 - 戸坂

道路

[編集]

施設

[編集]
  • 海南市立塩津小学校
  • 塩津郵便局
  • 蛭子神社
  • 極楽寺
  • 妙石寺
  • 教徳寺

出身・ゆかりのある人物

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 地区別及び大字別人口・世帯数, 2014-2-15閲覧。
  2. ^ 『大日本篤農家名鑑』117頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2020年8月11日閲覧。
  3. ^ 『和歌山県名誉家及商工人名録』133頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年9月10日閲覧。
  4. ^ a b 『和歌山県実業参考録』492、533、534、542、555、569、571頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年9月6日閲覧。
  5. ^ a b c 『官報 1921年06月27日』官報 第2671号付録 15頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年9月1日閲覧。
  6. ^ 『日本現今人名辞典』い86 - 87頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年8月17日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 大橋謙之助編『和歌山県名誉家及商工人名録』報道館、1894年。
  • 『日本現今人名辞典』日本現今人名辞典発行所、1903年。
  • 大日本篤農家名鑑編纂所編『大日本篤農家名鑑』大日本篤農家名鑑編纂所、1910年。
  • 大蔵省印刷局編『官報 1921年06月27日』日本マイクロ写真、1921年。
  • 松本作蔵、安中荘太郎編『和歌山県実業参考録』実業公益社、1921年。
  • 角川日本地名大辞典 30 和歌山県』。
  • 旧高旧領取調帳データベース

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]