中井武三 (陸軍軍人)
表示
中井 武三 | |
---|---|
生誕 |
1884年2月29日 日本 東京府 |
死没 | 1951年2月21日(66歳没) |
所属組織 | 大日本帝国陸軍 |
軍歴 |
1904年 - 1936年 1938年 - 1939年 |
最終階級 | 陸軍少将 |
中井 武三(なかい たけぞう、1884年(明治17年)2月29日[1] - 1951年(昭和26年)2月21日[1])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将。
経歴
[編集]1884年(明治17年)に東京府で生まれた[1]。陸軍士官学校第15期卒業[1]。1926年(大正15年)10月に陸軍省整備局統制課高級課員に就任し[2]、1928年(昭和3年)8月10日に陸軍歩兵大佐進級と同時に名古屋連隊区司令官に就任した[2]。1930年(昭和5年)8月に歩兵第10連隊長に転じ[1]、1932年(昭和7年)3月11日に仙台陸軍教導学校附となり[2]、4月11日に仙台陸軍教導学校長に就任した[2]。
1933年(昭和8年)3月に陸軍少将に進級し[2]、1935年(昭和10年)3月に豊橋陸軍教導学校長に就任した[1]。二・二六事件で豊橋陸軍教導学校から決起将校を2名出したことから[3][4]、1936年(昭和11年)3月7日に待命[1]、3月17日に予備役に編入された[1]。1938年(昭和13年)3月1日に召集され、歩兵第31旅団長(北支那方面軍・第109師団)に就任し[1]、日中戦争に出動[1]。太原の警備や河北戡定作戦、山西軍の討伐などに参加し[1]、1939年(昭和14年)3月9日に召集解除となった[2]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738。
- 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026。
- 藤井非三四 著『帝国陸海軍人事の闇』潮書房光人新社、2022年。ISBN 4769832494。