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中原道夫 (詩人)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

中原道夫(なかはら みちお、1931年6月5日 - )は、日本詩人

人物・来歴

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埼玉県所沢市生まれ。1952年東京学芸大学学芸学部国語科に入学。日本電信電話公社東京中央電信局に勤務しながら通学し、1954年に詩誌「棘」創刊。1956年板橋区立桜川小学校に着任。同年処女詩集『石の歌』を上辞。同年「埼玉詩人クラブ」結成に参加。1992年教職を退き、都立中央図書館に非常勤の嘱託として勤務。

所属「棘」「光線」「花粉」「閃」同人を経て、現在「柵」「日本未来派」同人。「金沢文学」特別同人。「い」編集発行人。

日本ペンクラブ日本文芸家協会日本現代詩人会会員、日本詩人クラブ常任理事、日本現代詩歌文学館評議員、埼玉文芸家集団刊行委員長など。元日本詩歌句協会副会長。

既刊詩集に『石の歌』『雪の歌』『薔薇を肴に』『だから女よ』『腫瘍』『雪の朝』『傘のないぼくに』があり、詩論集に『今一度、詩の心を』『ぶら下がり』。小説に『野球先生』『野人投手物語』他がある。

また俳誌「十七音樹」に所属し「所道夫」あるいは「中原道夫」名で俳句を発表している[1]

受賞

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2006年「わが動物記、そして人」で第37回埼玉文学賞(詩部門)

(受賞の言葉)埼玉に生まれ、埼玉に育った私にとって、埼玉文芸賞の受賞は、まるで故郷の香りをいただくような喜びです。

詩集・評論

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  • 『雪の朝―中原道夫詩集』土曜美術社出版販売 (1995/2) ISBN 4812005272
  • 『傘のないぼくに―中原道夫詩集』詩画工房 (1997/10) ISBN 4916041291
  • 『いま一度詩の心を―中原道夫詩論集』詩画工房 (1999/8) ISBN 491604150X
  • 『ぶら下がり―中原道夫詩集』土曜美術社出版販売 (2001/9) ISBN 4812013046
  • 『中原道夫詩集』 (新・日本現代詩文庫) 土曜美術社出版販売 (2002/5) ISBN 4812013321
  • 『いま一度詩の心を―中原道夫詩論集 (続) 』詩画工房 (2003/6) ISBN 4916041836
  • 『わが動物記、そして人―中原道夫詩集』土曜美術社出版販売 (2005/11) ISBN 4812015197
  • 『人指し指』土曜美術社出版販売 (2007/8) ISBN 978-4812016213
  • 『現代詩、されど詩の心を 詩論・エッセイ集』土曜美術社出版販売, 2010.12
  • 『徘徊者 中原道夫詩集』土曜美術社出版販売, 2012.10
  • 『石の言葉 詩集』土曜美術社出版販売, 2014.10
  • 『忘れたい、だから伝えたい 中原道夫詩集』土曜美術社出版販売, 2018.9
  • 『みんなの現代詩』東方社, 2019.10
  • 『振り返ってみたら、そこに詩が 詩論・エッセイ集』土曜美術社出版販売, 2020.11
監修
  • 金后蘭『光と風と香り 詩集』王秀英 訳, 監修. 土曜美術社出版販売, 2014.10

脚注

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  1. ^ 後者の場合中原道夫 (俳人)との区別は作品内容でしか判別できない。

外部リンク

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