中国国鉄HXN3型ディーゼル機関車
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和諧3型ディーゼル機関車 | |
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0243号機 | |
基本情報 | |
運用者 | 中華人民共和国鉄道部 |
製造所 | エレクトロ・モーティブ・ディーゼル、大連機車 |
型名 | JT56ACe |
製造年 | 2008年 |
製造数 | 300両 |
主要諸元 | |
軸配置 | Co'Co' |
軌間 | 1,435 mm |
長さ | 22,250 mm |
幅 | 3,370 mm |
高さ | 4,705 mm |
機関車重量 | 150.0 t (自重) |
車輪径 | 1,050 mm |
軸重 | 25 t |
動力伝達方式 | 電気式 |
機関 | 16V265H |
発電機 | AT20/CA9 |
主電動機 | A2938-5 |
最高速度 | 120 km/h |
定格速度 | 30 km/h |
出力 | 6,000 hp |
定格引張力 |
620 kN (起動) 598 kN (定格) |
HXN3型ディーゼル機関車(エイチエックスエヌ3がたでぃーぜるきかんしゃ、和諧3型内燃機車)とは、中華人民共和国鉄道部(中国国鉄)が2008年から製作した電気式旅客·貨物用ディーゼル機関車である。EMDでの社内呼称はJT56ACe。
概要
[編集]本形式は幹線貨物用大出力交流モーターの内燃機関車である。アメリカ合衆国のエレクトロ・モーティブ・ディーゼル(以下EMD)が開発した。鉄道部は2005年にEMDと大連機車との提携協議、新型交流モーター駆動のディーゼル機関車の研究開発に調印した。本形式の形式番号はHXN3(数字部分は製造会社を表し、3は大連機車を指す)で、中国語では一般に“和諧”3型内燃機車と呼ばれる。初号機は2008年7月に大連機車を出場した。
本形式は交流電動機システムを採用し、6,000馬力の電子制御直噴ディーゼルエンジン1台と6台の交流モーター、車載コンピューター制御システム、発電併用空気ブレーキシステムを搭載している。また三重連運転機能を備えている。平坦線において単機で5,000tの貨物列車を最高速度の120km/hで運行する事ができ、軸配置はCo-Coである。
本形式はEMDが初めて大陸中国に販売したディーゼル機関車で[1]、生産はEMDからの技術移転を受けた大連機車にて行なわれる。鉄道部は先ず300両を購入し、初号機(HXN30001)は2008年7月2日に出場、瀋陽鉄道局通遼機関区に配置され、幹線貨物列車牽引で運用されている。