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中央ハ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

中央ハ(ちゅうおうハ)とは、ピアノ調律弦楽器チューニングに基準音としてよく使われるイ (A) 音のすぐ下のハ (C) 音のことである。

概要

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中央ハ音
音部記号ごとの中央ハ。左からト音記号(ヴァイオリン記号)、アルト記号テノール記号ヘ音記号(バス記号)
通常の88 鍵ピアノにおける中央ハの位置

日本式表記は一点ハ、国際式表記はC4MIDIノートナンバー60A440 Hzの場合、十二平均律ならば周波数約261.6 Hzである。また、日本では一般に「真ん中の」というと中央ハのことを指す。単に「」という場合もある。

ソプラノの最音に近く、バスの最音に近い。

普通のフルート、テナーリコーダーの最低音である。オーボエクラリネットトランペットヴァイオリンの出すことのできる最低のハ (C) 音である。ヴィオラの最低音より1オクターブ高く、チェロの最低音より2オクターブ高い。ピアノでは、鍵穴のすぐ左のハ (C) 音である。

関連項目

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