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中央合同庁舎第8号館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中央合同庁舎第8号館
Central Government Building No.8
中央合同庁舎第8号館の位置(東京都区部内)
中央合同庁舎第8号館
情報
用途 オフィス店舗
設計者 清水建設日建設計設計共同企業体
管理運営 8号館PFI株式会社
構造形式 鉄骨鉄筋コンクリート構造(一部鉄骨鉄筋コンクリート構造鉄骨構造
建築面積 4,085 m² [1]
延床面積 50,846 m² [1]
階数 地上15階・地下3階
着工 2011年6月
竣工 2014年3月
所在地 東京都千代田区永田町1丁目6番1号
座標 北緯35度40分21.4秒 東経139度44分43.5秒 / 北緯35.672611度 東経139.745417度 / 35.672611; 139.745417 (中央合同庁舎第8号館
Central Government Building No.8
)
座標: 北緯35度40分21.4秒 東経139度44分43.5秒 / 北緯35.672611度 東経139.745417度 / 35.672611; 139.745417 (中央合同庁舎第8号館
Central Government Building No.8
)
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中央合同庁舎第8号館(ちゅうおうごうどうちょうしゃだいはちごうかん、英語Central Government Building No.8)は、東京都千代田区永田町一丁目にある日本中央省庁合同庁舎

概要

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内閣府庁舎。合同庁舎8号館(右奥)と直結している。

本庁舎は、内閣府庁舎(本府庁舎、内閣府庁舎旧A棟。1962年建築)と相互補完的に庁舎機能を担っており、これら2庁舎は一体的に管理・整備されている[1][2]

内閣府庁舎の入居官署である内閣官房内閣府の業務量増加により、内閣府庁舎が手狭になるのみならず、内閣府庁舎外の別館や民間ビル等に庁舎機能が分散されたことから、従来より業務に支障を来していた。その他、施設の老朽化に起因する数々の課題を解決するため、内閣府庁舎敷地の南側に位置した内閣府庁舎B棟を解体し、新たに建設されたのが中央合同庁舎第8号館である。中央合同庁舎第7号館と同様、PFI手法により整備された[1]

本庁舎は大規模災害時の防災拠点となり、危機管理等緊急事態への素早い対応も求められるため、最高水準の事業継続計画(BCP)機能を備えている。免震構造の採用に加え、ライフラインを二重化し、万一の停電時に備え、施設機能を維持できる非常用発電機も備えている[3]

最高高さを国会議事堂の中心塔より低くすることで、景観に配慮した計画とした。また、建築物総合環境性能評価システム(CASBEE)を最高のSランクとするなど、建設事業者には高水準の環境配慮が求められた[3][4]。敷地南側には緑地帯を設け、環境負荷低減技術の導入やフレキシビリティの確保に努めた。

2階は内閣府庁舎の1階と渡り廊下によって直結しており、職員・一般来館者は内閣府庁舎の入口より合同庁舎8号館へ入館する。

沿革

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  • 2009年7月16日 - 入札公告。
  • 2009年12月17日 - 民間事業者を選定、結果を公表[5]
  • 2011年6月 - 着工。
  • 2014年3月 - 竣工。

入居機関

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  • 内閣官房(内閣府庁舎および合同庁舎8号館)
  • 内閣府(内閣府庁舎および合同庁舎8号館)
  • 店舗(いずれも合同庁舎8号館2階)

所在地・交通機関

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脚注

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注釈

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  1. ^ 内閣府庁舎および合同庁舎8号館の住所。

出典

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  1. ^ a b c d 中央合同庁舎第8号館”. 国土交通省. 2017年4月23日閲覧。
  2. ^ 内閣府庁舎”. 国土交通省. 2017年4月23日閲覧。
  3. ^ a b 最近のプロジェクト 中央合同庁舎第8号館”. 清水建設. 2017年4月23日閲覧。
  4. ^ “中央合同庁舎第8号館はPFIで、7月に入札公告”. 日経アーキテクチュアトップ. (2009年6月19日). http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20090619/533494/ 2017年4月23日閲覧。 
  5. ^ 中央合同庁舎第8号館整備等事業 民間事業者選定結果” (PDF). 国土交通省大臣官房官庁営繕部 (2010年2月17日). 2019年8月12日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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