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中尾小六

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

中尾 小六(なかお ころく、1889年明治22年)8月7日 - 1984年昭和59年)9月2日[1])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将

経歴・人物

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福岡県出身[1]。1909年(明治42年)福岡県立中学修猷館[2]を経て、1912年(明治45年)5月陸軍士官学校第24期卒業[1]

1939年(昭和14年)3月大佐に累進し、朝鮮軍高級副官となる[3]。同年8月、ノモンハン事件において、戦傷を負い自決した酒井美喜雄に代わり、歩兵第72連隊長となる[1]。1942年(昭和17年)8月奉天兵事部長を経て、1944年(昭和19年)5月第9野戦補充隊長に就任[3]

同年8月少将に進み、1945年(昭和20年)2月、第9野戦補充隊を改編した独立混成第84旅団長となり、九江で終戦を迎えた[1]

1948年(昭和23年)1月31日、公職追放仮指定を受けた[4]

脚注

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  1. ^ a b c d e 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』 506頁、芙蓉書房出版、2001年
  2. ^ 『修猷館同窓会名簿 修猷館225年記念』 同窓会員7頁、修猷館同窓会、2020年
  3. ^ a b 外山操『陸海軍将官人事総覧 陸軍編』 323頁、芙蓉書房、1981年
  4. ^ 総理庁官房監査課編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、「昭和二十三年一月三十一日 仮指定者」211頁。