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中川いさみ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中川 いさみ
本名 中川功
生誕 (1962-07-08) 1962年7月8日(62歳)
日本の旗 日本神奈川県横浜市
職業 漫画家
活動期間 1985年 -
ジャンル 4コマ
ギャグ漫画
代表作クマのプー太郎
受賞 2003年 朝日新聞広告賞
公式サイト グッモーニン!
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中川 いさみ(なかがわ いさみ、本名:中川 功[1]1962年7月8日[1] - )は、日本の男性漫画家[1]神奈川県横浜市出身[1]。旧筆名:中川 イサオ。血液型はB型[1]東京都世田谷区在住(2010年時点[2])。兄はアイヌ語学者で千葉大学名誉教授の中川裕[3][4]

2003年に朝日新聞広告賞を受賞[5]

学生時代から漫画を描き始め、1985年「うわさのトラブルマン」(『I'mチャンピオン』)でデビュー[1]ナンセンス不条理ギャグを得意とする。ほか挿絵エッセイも手がける。代表作の『クマのプー太郎』は、テレビアニメ化された。

51歳の時にがん宣告を受ける。「重粒子線がん治療」を選択し、兵庫県立粒子線医療センターに入院した。この闘病記を『重粒子の旅』として漫画化した。

連載中作品

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  • コロコロ毛玉日記(朝日新聞be』連載、朝日新聞社) - 飼い猫「ケダマ」について描いた8コマ、カラー作品。2020年10月から連載開始[6]。2022年11月5日掲載回で100回に達した[7]
  • しあわせうさぎ(ちゃおコミ連載、小学館) - 『ちゃお』のWeb連載サイト。2023年1月1日から連載開始[8][9]

作品リスト

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  • 天職の泉(スコラ、バーガーSCデラックス)1990年4月16日 全2巻
  • クマのプー太郎小学館、『ビッグコミックスピリッツ』)1991年1月20日 全5巻
    • しあわせうさぎ日記(「ほぼ日刊イトイ新聞」2022年6月24日[10] - ) - 短期集中連載[10]、『クマのプー太郎』のシアワセウサギを主役とした作品[10]
  • カサパパ(スコラ、バーガーSCデラックス)1992年12月16日 1巻
  • ワタナベの素(小学館、『ビッグコミックスペリオール』)1993年9月1日 1巻
  • 兄さんのバカ!(小学館、『ビッグコミック』、スーパースペシャル)1994年9月1日 1巻
  • ポジャリカ(小学館、『ビッグコミックスペリオール』)1996年2月1日 全2巻
  • 南海の学生(スコラ、バーガーSCデラックス)1996年4月25日 1巻
  • 大人袋(小学館、『ビッグコミックスピリッツ』)1996年11月10日 全7巻
  • トリハダ日記(スコラ、バーガーSCデラックス)1998年7月29日 1巻
  • 関係筋(小学館、『ビッグコミックスペリオール』)1999年1月1日 全2巻
  • ツンドラ・パンチ!(ソニー・マガジンズ、バーズコミック・デラックス)2001年2月27日 1巻
  • ゴムテ(小学館、『ビッグコミックスペリオール』)2002年8月30日 全3巻
  • カラブキ(小学館、『ビッグコミックスピリッツ』)2003年1月28日 全3巻
  • タク坊の毎日(小学館、『ビッグコミックスピリッツ』)2003年6月27日 1巻
  • 学級王子(ベネッセコーポレーション進研ゼミ中学講座)2003年10月 1巻
  • クータマ(ポプラ社、『プレコミックブンブン』)2005年5月 1巻
  • サラリーマンブラザーズ(講談社、『イブニング』)
  • ニュースの牛(小学館、『ビッグコミックスペリオール』)2007年2月28日 1巻
  • ペンペとギンギー(ポプラ社、『プレコミックブンブン』)
  • 動きがありしだいお伝えします(エンターブレイン、『週刊ファミ通』)
  • 新米主婦エーコ(Bbmfマガジンケータイ★まんが王国
  • メイド イン 俺 サンプル4コママンガ(任天堂
  • 谷底ライオン(イースト・プレス
  • 脳内つかみどり日記(太田出版、『hon-nin』)
  • ストラト!(小学館、『月刊IKKI』)
  • スナックプー太郎(エンターブレイン、『週刊ファミ通』)
  • 世界美女話ビジョバナ(小学館、『月刊!スピリッツ』)
  • イヌのプー太郎 〜ただいまトイプードル子育て中〜(メディアファクトリーコミックエッセイ劇場
  • ネッコロ(小学館、『月刊IKKI』、『週刊少年サンデーS、『コロコロイチバン!』、『ぷっちぐみ』、『月刊!スピリッツ』)
  • メロスのバカ!(小学館、『ビッグコミックオリジナル増刊号』、2014年1月増刊号 - )
  • 中川いさみのマンガ家再入門(講談社、ウェブコミックサイト『モアイ』)全4巻
  • 重粒子の旅 -鼻にガンができた!-(小学館)
  • DIYマン(小学館、やわらかスピリッツ)全2巻
  • 田中と中田(チャレンジ6年生 未来!発見ブック(ベネッセ)にて連載)
  • 田中んち中田んち(チャレンジ5年生、6年生 未来!発見ブック(ベネッセ)にて連載)
  • コロコロ毛玉日記(朝日新聞出版)2024年7月19日、ISBN 978-4-0225-1988-7

その他の活動

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個展

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  • しあわせうさぎ展(2022年7月8日 - 18日)[11]
  • ALWAYS LOOK ON THE BRIGHT SIDE OF LIFE(2023年5月6日 - 20日)[12][13]
  • しあわせうさぎ 巡回展@ほぼ日 TOBICHI 京都(2023年10月20日 - 11月1日)[14]

関連番組

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脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f まんがseek・日外アソシエーツ共著『漫画家人名事典』日外アソシエーツ、2003年2月25日初版発行、ISBN 4-8169-1760-8、267頁
  2. ^ 中川いさみ. "中川いさみ - プロフィール". Twitter. 2010年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年3月27日閲覧
  3. ^ 朝日新聞『be』2022年6月4日付2面『コロコロ毛玉日記』より。
  4. ^ 中川いさみ [@isaminakagawa] (2014年8月23日). "「ゴールデンカムイ」アイヌ語の監修は私の兄がやってます。". X(旧Twitter)より2022年12月27日閲覧
    "STAFF/CAST". TVアニメ「ゴールデンカムイ」公式サイト. 野田サトル / 集英社・ゴールデンカムイ製作委員会. 2022年12月27日閲覧アイヌ語監修:中川裕
  5. ^ "しあわせうさぎ日記 中川いさみ". ほぼ日刊イトイ新聞. HOBONICHI. 2022年12月27日閲覧
  6. ^ 西本ゆか (2020年10月1日). "不条理ギャグが笑えない コロナ期の漫画描く中川いさみ". 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 2022年12月27日閲覧
  7. ^ "警戒心ゼロ&繊細 中川家を訪ねてみた 「コロコロ毛玉日記」連載100回". 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 2022年11月5日. 2022年12月27日閲覧
  8. ^ "ちゃおコミからのプレゼント!新作よみきり10本&大人気4作品無料話増量!!". ちゃおランド. 小学館. 2022年12月25日. 2022年12月27日閲覧●2023年1月1日(日)れんさいスタート ※毎週日曜日更新 『しあわせうさぎ』中川いさみ
  9. ^ 中川いさみ [@isaminakagawa] (2022年12月27日). "来年は卯年! 2023年1月1日から「ちゃおコミ」で マンガ「しあわせうさぎ」が始まります!". X(旧Twitter)より2022年12月27日閲覧
  10. ^ a b c "中川いさみの短期集中連載「しあわせうさぎ日記」、展示会に大友克洋らの描き下ろしT". コミックナタリー. ナターシャ. 2022年6月24日. 2022年6月24日閲覧
  11. ^ 中川いさみさんの「しあわせうさぎ」と「ほぼ日」がタッグを組みます。』(プレスリリース)ほぼ日のプレスリリース、2022年6月24日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000219.000043019.html2022年12月27日閲覧 
  12. ^ "速報:中川いさみ先生展示会開催決定!「ALWAYS LOOK ON THE BRIGHT SIDE OF LIFE」 2023年5月6日〜20日!". note. ISAMI NAKAGAWA office. 2023年4月16日. 2023年5月30日閲覧
  13. ^ "『クマのプー太郎』『しあわせうさぎ』の中川いさみ先生が個展開催中 絵やグッズ販売". マグミクス. メディア・ヴァーグ. 2023年5月9日. 2023年5月30日閲覧
  14. ^ "祝!中川いさみ先生 展示会 巡回展 ほぼ日 TOBICHI@京都10月20日〜11月1日まで 週末の在廊あり!". note. ISAMI NAKAGAWA office. 2023年10月8日. 2023年10月13日閲覧

外部リンク

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