中川博之 (裁判官)
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中川 博之(なかがわ ひろゆき、1954年12月8日 - )は、日本の裁判官。大阪高等裁判所部総括判事、大阪家庭裁判所所長等を経て、退官後、京都大学大学院法学研究科教授。
人物・経歴
[編集]和歌山県出身[1]。1977年神戸大学法学部卒業。1979年神戸大学大学院法学研究科博士前期課程(私法専攻)修了、法学修士[2][3]、司法修習生(神戸)。1981年大阪地方裁判所判事補。1983年大阪家庭裁判所判事補。1984年鳥取地方裁判所判事補。1987年大阪地方裁判所判事補。1990年長崎地方裁判所福江支部判事補。1991年同判事。1992年大阪地方裁判所判事。1995年司法研修所教官。1999年大阪地方裁判所判事。2000年同部総括判事[4]。2014年奈良地方裁判所長[5]。2015年大阪高等裁判所部総括判事。2017年大阪家庭裁判所長[1][6]。2019年定年退官[7]。2021年京都大学大学院法学研究科教授[2]。
裁判
[編集]- ハンナン事件で、再審開始の決定を行った[8]。
- 大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件で、前田恒彦元大阪地方検察庁検事に対し、「刑事裁判史上例を見ない犯罪で、刑事責任は非常に重大」として、懲役1年6ヶ月の実刑判決を言い渡した[1][9]。
脚注
[編集]- ^ a b c 「「時代に合わせ家裁も変化」 中川・大阪家裁所長が着任会見」 - 産経WEST2017.7.8 10:41
- ^ a b 中川 博之 NAKAGAWA, Hiroyuki京都大学
- ^ 凌霜ビジネス2017年7月21日号 2017年07月21日凌霜会
- ^ 大阪家庭裁判所長裁判所
- ^ 「分かりやすい裁判を - 地裁の中川所長が抱負」奈良新聞-2014/02/23
- ^ 「大阪家裁:紛争解決機能「強化を」 所長抱負 /大阪 - 」毎日新聞2017年7月8日
- ^ 「最高裁人事(8日付)」朝日新聞デジタル2019年12月8日05時00分
- ^ ハンナンの牛肉偽装、証拠隠滅巡り再審へ 日本経済新聞2010/11/26付
- ^ 前田元検事に実刑判決 大阪地裁「史上例を見ない犯罪」日本経済新聞2011/4/12付
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