中村福治
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中村 福治(なかむら ふくじ、1946年(昭和21年)7月23日 - 2004年(平成16年)11月20日)は、日本の経営学者、文芸評論家、翻訳家。
生涯
[編集]大阪府生まれ。1969年小樽商科大学卒業、東北大学大学院修士課程修了。
1994年「北川宗蔵 創造の道をまっすぐに」で立命館大学博士(経営学)。立命館大学経営学部助教授、教授。58歳で死去。
野間宏などの文学における裏面の研究もおこなった。
著書
[編集]- 『戦時下抵抗運動と『青年の環』』(部落問題研究所) 1986
- 『融和運動史研究』(部落問題研究所、立命館大学経営学部研究叢書) 1988
- 『北川宗蔵 一本の道をまっすぐに』(創風社) 1992
- 『金石範と「火山島」 済州島4・3事件と在日朝鮮人文学』(同時代社) 2001
編纂
[編集]- 『日本における地主的土地所有の危機』(村上吉作、編集・解説、文理閣) 1988
- 『経済学方法論』(北川宗蔵、編・解説、こぶし書房、こぶし文庫 戦後日本思想の原点) 1995
翻訳
[編集]- 『現代韓国の政治変動 近代化と民主主義の歴史的条件』(崔章集、木鐸社) 1997
- 『韓国現代政治の条件』(崔章集、法政大学出版局、韓国の学術と文化) 1999
- 『地上に匙ひとつ』(玄基栄、平凡社) 2002
- 『沈黙で建てた家 朝鮮戦争と冷戦の記憶』(曹恩、秦花秀, 村上尚子共訳、平凡社) 2004
参考
[編集]- 中村福治教授の略歴・業績目録 (中村福治教授追悼号) 立命館国際研究、2005 - 2006
- 『現代日本人名録』 2002
- 『人物物故大年表』