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中村英勝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

中村 英勝(なかむら ひでかつ、1917年8月21日 - 2011年)は、日本の西洋史学者。 お茶の水女子大学名誉教授。

略歴・人物

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東京生まれ。父親の中村勝麻呂は史料編纂官(東京帝国大学文科大学史学科卒)[1]。母方の祖父は大槻文彦、姉は中野好夫の二番目の妻・静。 1941年東京帝国大学史学科卒。戦後お茶の水女子大助教授、教授、1981年定年退官、名誉教授。 日本大学教授、川村学園女子大学教授。英国議会史専門。妻は翻訳家の中村妙子

著書

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  • 『世界史の完成8週間 大学入試』(山海堂、完成8週間叢書) 1952
  • 『イギリス議会史』(有斐閣) 1959
  • 『イギリス議会政治の発達 19世紀の選挙と政党組織』(至文堂、世界史新書) 1961
  • 『イギリス人 七つの海の王者』(さ・え・ら書房、この民族が歩いた道5) 1972
  • 『イギリス議会政治史論集』(東京書籍) 1976

翻訳

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  • 『現代の世界 歴史の流れ』(D・トムソン、中野好夫共訳、紀伊国屋書店) 1957
  • 『現代の世界史』(第2版)(ダヴィッド・トムソン、中村妙子訳、紀伊国屋書店) 1969
  • 『現代史序説』(G・バラクラフ、中村妙子共訳、岩波書店) 1971
  • 『世界歴史地図』(R・I・ムーア編、東京書籍) 1982.4
  • 『イギリス歴史地図』(マルカム・フォーカス,ジョン・ギリンガム編、東京書籍) 1983.11
  • 『イギリス帝国歴史地図』(クリストファー・ベイリ、共訳、東京書籍) 1994.3
  • 『ロンドン歴史地図』(ヒュー・クラウト、監訳、東京書籍) 1997.3

参考

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脚注

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  1. ^ 中村勝麻呂『人事興信録』第8版、昭和3(1928)年