中野健次郎
なかの けんじろう 中野 健次郎 | |
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生誕 |
1957年9月1日(67歳) 日本・東京都立川市 |
国籍 | 日本 |
出身校 | ビクター音楽カレッジ |
職業 | 音楽プロデューサー・ 実業家八王子エフエム |
活動期間 | 1974年 - |
影響を受けたもの | ビートルズ |
肩書き | 放送局長・代表取締役 |
コールサイン | JOZZ3CL-FM |
中野 健次郎(なかのけんじろう、1957年 - )は、日本の音楽プロデューサー。
略歴
[編集]学生時代からフォークユニット「Eve」を組みオリジナル作品を生み出す。70年代に都内の大きな音楽コンテストのフォーク部門にて1位を取るなどしそれがきっかけで本格的な活動をはじめる。後に、ビクター音楽カレッジ(BIG BOX時代)にて作詞家の喜多條忠と出会い師事を受ける。その頃からソロのシンガーソングライターとしてACBなど都内のライブハウスを中心に活動をはじめる。また、並行してA&R音楽プロデューサーとしても活動を開始する[1]。1980年代は、専門誌ライター、音響機器プロデュースやイギリスの有志と共にロイヤルミュージックというインディーズレコード会社を立ち上げ活動範囲を広げていた。1990年代後半頃から都内ライブハウスルイードを中心にTAKE OF SEVEN、フォーバレーなど定期的に新人開発のイベントを開催。発掘したアーティストはいくつかの受託メジャーレーベルのプロデューサーをしながらデビューをさせ、また、キングレコードの井口良佐と発掘した女性アーティストを共同プロデュースしていた時期もある。プロダクションのプロデューサーとしては上野義美の会社スパイラルアーツにて、エグゼクティブプロデューサーとして参加している。大きなタイトルとしてはユニバーサルミュージック初となる人気アニメの企画物『ガンダム・ヒストリー・ヒットソング』をはじめ、フジテレビの企画である『北斗の拳』のビジュアルバンド「199X」をプロデュース。サウンドプロデュースにBOWWOWの斉藤光浩を起用し、ボーカルはスペースクラフト所属の織田かおり。明治乳業のCMソング、プレイステーション『少女義経伝・弐』のオリジナルサウンドトラックや天方直実の『Re:-アノトキイマヲミツメテタ』、新生RAZZ MA TAZZ、井上あずみ、麻倉未稀、村上広一 ex.soon、サーベルタイガー、永井利充 ex.ボガンボスやツートン青木、カンツォーネの第一人者松本淳子等の他芸人など幅広く毎年数十枚という数多くのインディーズ及び著名人アーティスト等のCD制作やリリースに携わり、自身のメジャーレーベルを大手レコード会社と協業し複数立ち上げている。その中の一つに、2017年の開局時に立ち上げたキングレコードと協業しているスターレディオレコーズがある[2]。また、2000年以降はプロデュース業の他にユニバーサルミュージックからリリースされた花*花のおのまきこ率いる「音光明媚」、キングレコードからリリースされた韓国アーティストPOSITIONが尾崎豊のカバー曲をリリースしたI Love Youなどを含めた数多くのタイトルのプロモーターとしても活動し、映画やTBS系「噂の!東京マガジン」、テレビ東京“たけしの誰でもピカソ”エンディングテーマ曲など多くの民放テレビ局の番組OP、EDタイアップを多々決めている。石丸電気クリスマスイベント優木まおみや川口奈美子などの出演した人気コンサートや、カズンなど著名人が出演したルイードアニバーサリーライブのイベント企画をはじめ、大手レコード会社のPV制作、CFMや県域ラジオ局の番組制作、テレビCM制作なども広く手掛け、自身もたまにテレビに出演したりしている。 過去の人脈を活かし総務省認可事業基幹放送局の業務を運営し防災等への社会貢献をしている。
現在の活動
[編集]- 総務省認可基幹放送局八王子エフエム[3]Tokyo Star Radioの放送局長及び代表取締役を兼任。
- Star Radio Records エグゼクティブプロデューサー ※ディストリビューション キングレコード 他
過去の所属事務所
[編集]- スパイラルアーツ - 企画、新人開発室 エグゼクティブプロデューサー。代表取締役は上野義美。
- アトラスト - レーベル担当、セールス&プロモーターetc。フォークグループNSPの天野滋が代表取締役。
- 株式会社 フィーベル - 外部役員 元大手レコード会社代表の会社
- メロディーカンパニー - 松崎しげるや大橋純子などのバックミュージシャンが立ち上げた音楽事務所。設立構築(外部役員)として参加。
- アスタエンタテインメント - ユニバーサルミュージック受託メーカー。第二制作部チーフプロデューサーとして参加。
- オレンジチャイム - 設立構築 初代代表取締役社長 徳間コミュニケーションズ、ベルウッドレコード受託メーカー。
- moon-bunny- インディーズメーカー。 オーディションにて多田葵を発掘
- RUIDO Record - プロデューサー、ディストリビューションサポート
その他多数のプロダクション、メジャー・インディーズ等のレーベルに参加
発掘アーティスト
[編集]- 音楽猫/MUSICAT (キングレコード)
- リュウ・ミホ スパイラルアーツ時代に発掘
- 佐川さちの スパイラルアーツ時代に発掘 ※後のお笑い芸人めいどのみやげ
- I's CUBE(ヤマハミュージックコミュニケーションズ)
- 河村舞(日音アマランスレーベル/ポリドール )
- 川口奈美子 販売 徳間コミュニケーションズ
- フジモトタカコ USAフェンダーイメージアーティスト 販売 徳間コミュニケーションズ
- しばあみ 販売 ユニバーサルミュージック
- ナナマリ 販売 ユニバーサルミュージック
- 麻衣夢 フェアウインドー ネオプレックス
- イーリア (真中音羽) ベルウッドレコード / 徳間コミュニケーションズ / キングレコード
他多数
最近の制作タイトル
[編集]BSフジの番組『ギルドロップス』のファーストミニアルバムで、2018年9月26日発売の『ギルドロップス~colors from『ギルドフレンズ』』をCoプロデューサーとして参加。総合プロデュースは声優の飯田里穂。秋月こおりのペットロスソング『また会おうね...虹の橋で』(徳間コミュニケーションズ)など、多数リリースしている。
特技・趣味・得意分野
[編集]天文学、オーディオ、アマチュア無線、空手初段(剛柔流)、油絵収集、浮世絵収集、レコード収集、切手収集、鉄道模型、フィルムカメラ(収集、修理、撮影/CDポスター、ジャケット撮影)など。イベントでも多趣味だと本人も話している。フィルムカメラはニコンEMが好きでスタジオに飾るなど数十台に及びコレクションしているという。昭和を代表とするフィルムカメラはニコンを中心にオリンパスやキャノン、PENTAX(アサヒペンタックス)など保有しているとラジオで話していた。 2022年より切り絵を始め、切り絵師「百鬼丸」の弟子となりたくさんの切り絵制作に励んでいるという。
そのほか、師と仰ぐ矢追純一に伝授されたスプーン曲げなど多数。
その他活動
[編集]パーソナリティー
- 『木内鶴彦の「地球の旅路」』に出演 「Tokyo Star Radio」
- ケンさくまりのスマイルウェーブに出演 「Tokyo Star Radio」
- 矢追純一の『Encounter 遭遇』ではスタート時からしばらく出演していた。
- 秋山眞人、竹本良(阿久津淳)氏とともに番組を放送するなど、主にアクロスモールスタジオでの特別番組等に多く出演している。
イベント出演
その他
- 相葉雅紀主演の2022年10月公開映画『それがいる森』のエンディングロールに 秋山眞人と共に協力者としてクレジットされている。
- 一般社団法人日本ハーブ学会認定 ハーブティーソムリエ認定資格取得 ロンドン大学に登録 ※川内美登子(臨床心理士・植物療法士)
- 矢追純一宇宙塾卒(UFO、宇宙論などの他、哲学的なことを学ぶ)
その他
[編集]外交官の伊勢崎賢治やイラストレーターであるナカライカオルは小学生、中学生時代の同級生だとラジオ番組で話していた。また、立川出身の俳優水上功治とは幼馴染であるという。水上の父親が米軍基地内で空手師範をしていたため基地内に習いに行き、空手初段(剛柔流)を取得している。立川市立第九小学校及び立川市立第五中学校卒業者である。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ [https://www.youtube.com/watch?v=UVTHCkSMsbE 八王子人図鑑 第76回中野健次郎さん(9/29放送) Youtube 2017年10月5日
- ^ [https://hachioji.keizai.biz/headline/2519/ 八王子FMが「スターレディオレコーズ」始動 八王子経済新聞 2018年4月11日
- ^ [https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10954761/www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/press/29/0803ho.html 東京都八王子市のコミュニティ放送局に予備免許 平成29年8月3日