中野勝郎
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中野 勝郎(なかの かつろう、1958年 - )は、日本の政治学者。専門はアメリカ政治史。法政大学法学部教授。法学博士(東京大学)。
人物・経歴
[編集]鹿児島県生まれ。1982年立教大学法学部卒業。1989年東京大学大学院法学政治学研究科単位取得退学。1991年東京大学より法学博士[1]。
1987年立教大学法学部助手、1989年日本学術振興会特別研究員、1991年放送大学教養学部助教授、1994年北海道大学法学部助教授、1998年同教授を経て、2000年から、法政大学法学部教授。
著書
[編集]単著
[編集]- 『アメリカ連邦体制の確立――ハミルトンと共和政』(東京大学出版会, 1993年)
共著
[編集]編著
[編集]- 『市民社会と立憲主義』(法政大学出版局, 2012年)
- 『境界線の法と政治』(法政大学出版局, 2016年)
訳書
[編集]- A・ハミルトン, J・ジェイ, J・マディソン『ザ・フェデラリスト』(岩波書店[岩波文庫], 1999年, 斎藤眞と共訳)
- ブライアン・R・ミッチェル編『南北アメリカ歴史統計――1750-1993』(東洋書林, 2001年)
- ピーター・シンガー『「正義」の倫理――ジョージ・W・ブッシュの善と悪』(昭和堂, 2004年)
- ジェイムズ・クロッペンバーグ『オバマを読む――アメリカ政治思想の文脈』(岩波書店, 2012年, 古矢旬と共訳)
- ゴードン・S・ウッド『アメリカ独立革命』(岩波書店, 2016年)
脚注
[編集]- ^ 国立国会図書館. “博士論文『アレグザンダー・ハミルトンと共和政 : 連邦体制確立過程の一側面』”. 2023年4月6日閲覧。