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中野崇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

中野 崇(なかの たかし、1980年 - )は、理学療法士、スポーツトレーナー、JARTA代表。大阪府堺市出身。大阪教育大学教育学部障害児教育学科卒。

略歴

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中学から大学まで、野球部に所属し、高校までは投手大阪教育大学では準硬式野球部で外野手として全日本選手権に2度出場。

常に肩・肘のケガに悩み、地元の整骨院をはじめ、様々な治療を試すも完治はしなかった。それがきっかけで理学療法士の道に進む。

大学卒業後、藍野医療福祉専門学校に進学し、理学療法士の資格を得る。その後、医療法人緑風会緑風会病院に入職する。

この頃から、業務以外の時間を利用してスポーツトレーナーの活動を開始。当時は全てボランティアだった。

その後、女子サッカーなでしこリーグINAC神戸石原孝尚(当時ヘッドコーチ、2014年現在はアメリカ・スカイ・ブルーFCコーチ)と知り合い、当時INAC神戸に所属する田中明日菜高良亮子のトレーナーを担当するようになる。当時、日本代表にもかかわらず鈍足と言われていた田中明日菜の「足を速くする」という依頼であった。約半年で自他ともに走力の向上を認めた。

その後、埼玉西武ライオンズ岡本篤志野上亮磨菊池雄星、INAC神戸海堀あゆみビーチサッカー日本代表の若林邦広、元フットサル日本代表吉田輝北京オリンピック水泳銅メダリストの宮下純一など、多数のアスリートのコンディショニングとトレーニングを任せられる。

2016年には、ブラインドサッカー日本代表チームのフィジカルコーチに就任。

ケガからの回復のためのコンディショニングやパフォーマンスアップのためのトレーニングを得意としている。また、「日本人には日本人に適した戦い方がある」として、武道・武術の概念や体軸理論を根底とした身体観やトレーニング理論を提唱している。

イタリアスポーツ界との関係

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毎年、JARTA認定トレーナーに対する研修としてイタリアへと渡っている。 主にローマ、ミラノが研修地である。

研修では、サッカーセリエAのインテルミラノユース、SSラツィオユースなどを訪れ、若い選手たちにトレーニング指導をするとともに、イタリア人トレーナーたちと親交を深めている。

現地コーディネーターは、JARTAテクニカルアドバイザーである吉田輝(元フットサル日本代表)。 中野は、吉田輝が主催する日本人留学サポートプロジェクトであるCALCIO FANTASTICOのスタッフも務めている。

主なメディア出演・雑誌掲載・講演会実績

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メディア出演

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  • NHK情報番組「あさイチ」(2014年5月12日放送)
大腰筋特集(スゴ技Q)
  • KBCラジオ「PAO~N」オリンピック特集のコーナー(2015年10月5日放送)

雑誌掲載

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  • 健康雑誌「ステラ」(2014年5月28日発売)
  • サッカー批評71(2014年11月)
  • サッカー批評72(2015年1月)
  • サッカー批評73(2015年3月)
  • 月刊トレーニングジャーナル12月号(2015年11月)
  • 月刊秘伝2月号(2016年1月)

講演会

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  • 常葉学園橘中学校・高等学校にて「JARTAトレーニング理論」について講演(2014年5月)
  • JPTSA(日本理学療法学生協会)にて「理学療法士とスポーツ」(2014年9月)
  • 関東ラグビーフットボール協会普及育成委員会のインストラクターに向け
「本質的な人間の動きの向上について」(2014年10月)
  • 関東ラグビーフットボール協会普及育成委員会主催 指導者講習会
「子供達の将来を守るために〜怪我の少ない身体の使い方を考える〜」(2015年2月)
  • ROAD TO 2020 東京オリンピック 〜夢に羽ばたけ〜(2015年6月)
  • 和歌山県美浜町立ひまわりこども園(幼保一体型の園)
「子どもたちの心と身体の伸びしろを伸ばすための考え方と方法」
〜トップアスリートの身体と感性から考える〜(2015年7月)
  • 第20回近畿ブロック青年部交流学習会(学校教員研修会)
「身体の使い方を知り、子どもの伸びしろを伸ばす」(2016年1月)

著書

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外部リンク

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