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中野昌康

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中野昌康(なかの まさやす、1931年(昭和6年)12月21日 - )は、日本の 医師微生物学者(細菌学ウイルス学免疫学)、慶應義塾大学医学博士国際エンドトキシン学会会長自治医科大学名誉教授

人物

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出生 経歴

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略歴

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受賞・学職

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受賞

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  • 1962年 慶應義塾大学 医学博士号 授与
  • 1971年 慶應義塾大学 北島賞(故北島多一を記念した賞)受賞(三方淳男 共同受賞)
  • 1985年 大山健康財団 学術研究助成金受贈
  • 1987年 内藤記念科学振興賞
  • 1996年 ワックスマン財団助成金

学職

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所属学会・研究会・組織(役職)

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主な著書・関連書

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主な原著論文(和文のみ)

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  • 牛場大蔵、斎藤和久、秋山武久、中野昌康、杉山太規子「各種系統マウスの腸炎菌感染に対する感受性、及びそれに対する免疫前処置効果の検討」『実験動物彙報』第8巻第4号、1959年、110-117頁、doi:10.1538/expanim1957.8.4_110 
  • 中野昌康、斎藤和久、沖津富士夫、牛場大蔵「実験チフス症における内毒素の意義について:I. 腸炎菌各種変異株からの内毒素の抽出ならびに内毒素のそれら菌株のマウス感染に及ぼす影響」『日本細菌学雑誌』第17巻第5号、1962年、364-370頁、doi:10.3412/jsb.17.364 
  • 牛場大蔵、北里武次郎、斎藤和久、中野昌康、野村達次「実験チフス症に対する均一な感受性をもつ近交系ハツカネズミの選択育成とその感染実験,第1報,腸炎菌感染後の死亡日数を異にする近交系の確立」『醫學と生物學(速報學術雜誌)』第63巻第1号、醫學生物學速報會、1962年、83-89頁、ISSN 00191604 
  • 中野昌康、島村忠勝、内山竹彦、田辺将夫、斎藤 和久「細菌内毒素と網内系機能:(その1) 細菌内毒素の網内系機能促進作用,特にその活性成分について」『日本網内系学会会誌』第12巻第3号、1972年、65-68頁、doi:10.3960/jslrt1961.12.65 
  • 「Salmonellaの細胞壁多糖体と感染」『慶應医学』第49巻第3号、1972年、167-176頁、ISSN 03685179 
  • 「リポ多糖の免疫学的活性」『蛋白質核酸酵素』、シリーズ名 <細菌毒素研究-最近の歩み;細菌内毒素>別冊、共立出版株式会社、269-282頁、1976年。ISSN 00399450NAID 40002329243NCID AN00140437 
  • 「免疫不全動物を使った細菌感染モデル」『日本細菌学雑誌』第38巻特別、1983年、105-108頁、ISSN 00214930 
  • 「感染を防ぐ免疫」『からだの科学』、シリーズ名 <免疫と病気>(特別企画)第143巻、39-44頁、1988年。ISSN 04533038NAID 40000520564NCID AN00045403 
  • 滝竜雄; 中野昌康「マクロファージにおけるアルギニンおよびその代謝産物による抗菌産物による抗菌抗腫瘍作用」『医学のあゆみ』、シリーズ名 <分子レベルにおける免疫系細胞の生体防御機構>第156巻、第3号、194~197頁、1991年。ISSN 00392359 
  • 「インターフェロンγによるマクロファージの活性化」『学術月報』第44巻第8号、日本学術振興会、1991年、774~778、ISSN 03872440NAID 40000450163NCID AN00038951 
  • 白井誠、中野康伸、中野昌康「Microcystisシアノバクテリアの毒性」『日本細菌学雑誌』第48巻第3号、1993年、511-522頁、doi:10.3412/jsb.48.511 
  • 「Th1細胞・Th2細胞と感染防御」『医学のあゆみ』第176巻第3号、医歯薬出版、1996年、171-175頁、ISSN 00392359NAID 40000117847NCID AN10289798 
  • 切替照雄、新田敏正、中野昌康「エンドトキシンとリンパ網内系」『日本リンパ網内系学会会誌』第38巻第1号、1998年、11-27頁、doi:10.3960/jslrt1997.38.11NAID 10011348109NCID AN10289798 
  • 「食細胞の免疫へのかかわり」『日本医師会雑誌』、特集 臨床医のための免疫学第123巻、第11号、1723-1727頁、2000年。ISSN 00214493 
  • 中野昌康、切替照雄「エンドトキシン研究の過去,現在,将来 (特集 エンドトキシン研究の最近の進歩)」『ICUとCCU』第25巻第5号、2001年、297-304頁、doi:10.3960/jslrt1997.38.11NAID 40004354059NCID AN00002091 

脚注

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  1. ^ a b 自治医科大学『自治医科大微生物教室 25年の歩みーDepartment of Microbiology Jichi Medical Schoolー(1997〜1998)「中野名誉教授の略歴」』自治医科大学微生物教室、177頁。 
  2. ^ a b c 『人事興信録 第10版 下巻』ナ68頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年3月15日閲覧。
  3. ^ 宮地正人 編 藤井善門 著『明治維新の人物像「中野半左衛門の活動と勤王志士」』、59頁。 
  4. ^ 日本の歴史と日本人のルーツ”. 2021年9月10日閲覧。 [信頼性要検証]
  5. ^ 西市(中世より豊浦郡の中心地として栄えた町)”. 2021年9月10日閲覧。 [信頼性要検証]
  6. ^ 『デジタル版 日本人名大辞典』”. 講談社. 2021年9月10日閲覧。
  7. ^ a b 山口県文書館 所蔵「中野半左衛門日記抄 5」
  8. ^ 山口県地方史研究『山口県地方史研究 第20号』山口県地方史学会 編https://ci.nii.ac.jp/ncid/AN0024351X#anc-resource 
  9. ^ 宮地正人 編 藤井善門 著『明治維新の人物像「中野半左衛門の活動と勤王志士」』、68-77頁。 
  10. ^ 牛場大蔵、北里武次郎、斎藤和久、中野昌康、野村達次「実験チフス症に対する均一な感受性をもつ近交系ハツカネズミの選択育成とその感染実験,第1報,腸炎菌感染後の死亡日数を異にする近交系の確立」『醫學と生物學(速報學術雜誌)』、醫學生物學速報會、1962年、ISSN 00191604 
  11. ^ 中野昌康、斎藤和久、沖津富士夫、牛場大蔵「実験チフス症における内毒素の意義について:I. 腸炎菌各種変異株からの内毒素の抽出ならびに内毒素のそれら菌株のマウス感染に及ぼす影響」『日本細菌学雑誌』1962年、doi:10.3412/jsb.17.364 
  12. ^ 斎藤ゆみ、切替照雄、中野昌康 共著『介護と看護のための感染症予防(著者紹介)』菜根出版、2001年。ISBN 4782001533NCID BA52578175https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784782001530 
  13. ^ 島村忠勝『奇跡のカテキン―お茶に潜む驚異のパワー(第5章カテキン命名者の本音と夢)』。ISBN 4569607683NCID BA47941662 
  14. ^ 島田忠勝. “日本カテキン学会の紹介”. 日本カテキン学会. 2021年3月8日閲覧。
  15. ^ *中野昌康、島村忠勝、内山竹彦、田辺将夫、斎藤 和久「細菌内毒素と網内系機能:(その1) 細菌内毒素の網内系機能促進作用,特にその活性成分について」『日本網内系学会会誌』1972年、doi:10.3960/jslrt1961.12.65 
  16. ^ 第66回日本細菌学会関東支部総会”. doi:10.3412/jsb.47.540. 2021年3月15日閲覧。
  17. ^ *中野昌康; 竹田美文; 吉川昌之介 編『医学細菌学 (1巻-5巻)』菜根出版、1986年ー1990年。 NCID BN00860627http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/nbn/90048075.html 
  18. ^ a b 自治医科大学『自治医科大学微生物教室 25年の歩み 「欧米との交流」』自治医科大学微生物教室、9頁。 
  19. ^ コトバンク 現代外国人名録 2016”. 2021年3月29日閲覧。
  20. ^ 隅田泰生、安河内崇、楠本正一、切替照雄、切替富美子、中野昌康、Rietschel Ernst Th.「EFFECTIVE SEPARATION OF S- AND R-FORM LIPOPOLYSACCHARIDES BY CENTRIFUGAL PARTITION CHROMATOGRAPHY AND THEIR BIOLOGICAL ACTIVITY」『天然有機化合物討論会講演要旨集』第36巻、1994年、839-844頁、doi:10.24496/tennenyuki.36.0_839 
  21. ^ 自治医科大学『自治医科大学微生物教室 25年の歩み「海外からのメッセージ」』自治医科大学微生物教室、20-22頁。 
  22. ^ Herman Friedman; T. W. Klein; Masayasu Nakano; Alois Nowotny『Endotoxin』Springer、Boston, MA〈Advances in Experimental Medicine and Biology〉、1990年。doi:10.1007/978-1-4757-5140-6ISSN 0065-2598https://link.springer.com/book/10.1007/978-1-4757-5140-6#editorsandaffiliations 
  23. ^ Most widely held works”. 2021年3月15日閲覧。
  24. ^ 自治医科大学『自治医科大学微生物教室 25年の歩み「海外からのメッセージ」』自治医科大学微生物教室、16-17頁。 
  25. ^ 自治医科大学『自治医科大学微生物教室 25年の歩み「年譜」』自治医科大学微生物教室、120頁。 
  26. ^ 自治医科大学『自治医科大学微生物教室 25年の歩み「年譜」』自治医科大学微生物教室、122頁。 
  27. ^ 自治医科大学『自治医科大学微生物教室 25年の歩み「自治医科大学微生物教室での研究生活(切替照雄)」』自治医科大学微生物教室、112-113頁。 
  28. ^ 自治医科大学『自治医科大学微生物教室 25年の歩み「自治医科大学微生物教室の25周年によせて(齋藤ゆみ)」』自治医科大学微生物教室、54頁。 

参考文献

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  • 自治医科大学微生物教室 編『自治医科大微生物教室 25年の歩みーDepartment of Microbiology Jichi Medical Schoolー(1997〜19989』自治医科大学、1998年05月、183頁。
  • 宮地正人 編 藤井善門 著『明治維新の人物像「中野半左衛門の活動と勤王志士」』吉川弘文館、2000年10月、376頁。
  • 人事興信所 編『人事興信録 第10版 下巻』人事興信所、1934年(昭和09年)。
  • 山口県文書館 所蔵「中野半左衛門日記抄」1865年(慶応元年)。
  • 山口県地方史学会 編『山口県地方史研究』山口県地方史学会、1968年10月。
  • 島村忠勝 著『奇跡のカテキン―お茶に潜む驚異のパワー』PHP研究所、2000年04月、181頁。
  • 斎藤ゆみ 切替照雄 中野昌康 共著『介護と看護のための感染症予防ー安心できる医療や福祉のためにー』菜根出版、2001年06月、194頁。

参考リンク

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関連リンク

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