久山純弘
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久山 純弘(くやま すみひろ、1936年 - )は、日本の外交官。岡山県出身。元国際連合事務次長補。元国際連合人間居住計画(UN-HABITAT)事務次長。元国際連合総会第5委員会議長(行財政問題担当)。元国連合同監査団(JIU)議長。日本国際連合協会理事。外務大臣表彰状受賞。瑞宝中綬章受賞。
人物・経歴
[編集]岡山県出身[1]。岡山県立朝日高等学校卒業[2]。東京大学教養学部卒業[3]。上智大学国際部(現・国際教養学部)大学院修了[3]。経済企画庁(現在は内閣府)、ニューヨークの国連開発計画(UNDP)等を経て、1975-1984年、日本政府国連代表部にて外交官として従事[3]。その間、1979-83年に国連総会の主要委員会の一つである国連行財政諮問委員会(ACABQ)のメンバー、1983年には国連総会第5委員会議長を兼任[3]。1984-1993年、国連事務次長補に着任、国連人間居住計画(UN-HABITAT)事務次長として本部のあるケニアのナイロビを本拠に、都市を中心とした人間の居住環境改善問題に尽力[3]。1994年に独立行政法人国際協力機構(JICA)、1995-2004年には国連総会選出により国連合同監査団(JIU)のメンバーならびに同議長として、ジュネーブにて勤務[3]。
2005年に帰国後、長年の国連諸活動への貢献を称えられ、外務大臣表彰状を受賞[3]。また2015年春には瑞宝章(瑞宝中綬章)を受賞[3]。国際基督教大学、国際大学で教鞭を執り、国連大学客員教授を経て、日本国連協会理事を含む多くの分野で積極的に活躍[3]。
脚注
[編集]- ^ 「今、国連OBは何ができるか?」久山 純弘(前、国連大学客員教授) 第24回地球市民フォーラム 2020年2月16日閲覧
- ^ 世界で活躍する同窓生からのメッセージ 久山純弘(昭和30年卒)スイス・ジュネーブ在住 岡山朝日高校同窓会公式Webサイト 2020年2月16日閲覧
- ^ a b c d e f g h i 「日本人元職員が語る国連の舞台裏」 ~日本の国連加盟60周年特別企画~ (9)久山純弘(くやま すみひろ)さん-日本政府と国連機関、2つの立場における挑戦- 国連広報センターブログ 2020年2月16日閲覧