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久木田禎一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

久木田 禎一(くきた ていいち、1941年11月23日 - 2007年6月12日[1])は、日本都市計画家

来歴

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長野県に生まれる。1966年に東京大学工学部都市工学科を卒業後、同大学大学院工学系研究科修士課程に進み、1968年に中退した。建築・都市専門雑誌「造(ぞう)」編集長を経て、1971年に東京にて都市計画事務所・地域づくりのプランニング会社の「邑設計事務所」(後に邑計画と改称)を東京で設立し、代表取締役となる[2]。1977年に岩手県盛岡市に事務所を移し、以降は主に岩手県内の都市づくり、まちづくりのプランニングから都市景観づくり、商店街の活性化など多数のプロジェクトにかかわる。

このほか、NBN代表[3][4]、有限会社バイオラボ代表取締役[5]国土交通省地域振興アドバイザー[3]、岩手県政策評価委員会副委員長、盛岡市総合交通施策懇談会座長・盛岡商工会議所都市交通問題特別委員会委員長[6][7]、岩手県公共事業評価委員会委員長、(財)いわて産業振興センタープロジエクトマネージヤー[8] みちのく国際ミステリー映画祭ゼネラル・プロデューサー[9]、地域プランナー。美しいいわて推進委員会委員長[10]、太幸邸「白鳥梅の会」副理事長[11]、特定非営利活動法人ソーシャルデザインサポート理事長[12]、特定非営利活動法人いわてNPOフォーラム21代表理事[13][14]、などを務める。また、「みちのく国際ミステリー映画祭」の立ち上げ、「岩手県公会堂県民フォーラム」などの市民活動にも携わった[15]

資源循環型木粉植木鉢で2002年度グッドデザイン賞を受賞した[16]

著書に『現代の都市デザイン』(都市デザイン研究体、彰国社、1969年)『都市計画の地方分権 まちづくりへの実践』(学芸出版会)など。

脚注

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  1. ^ 『現代物故者事典2006~2008』(日外アソシエーツ、2009年)p.226
  2. ^ 豊かさが語る東北の魅力(報告書編)~東北の豊かさを語る~|公益財団法人 東北活性化研究センター”. www.kasseiken.jp. 2020年2月29日閲覧。
  3. ^ a b 平成17年度国土交通省地域振興アドバイザー派遣・始まる (PDF) - 『エリア』No.38(2005年6月30日)、日本地域開発センター・国土交通省地域整備局地方整備課
  4. ^ 紫波ネット1999年5月号p.20 (PDF) - 紫波町(「岩手県立農業大学校研修科 農業専門研修を開催 」の箇所を参照)
  5. ^ 《中小企業大学校仙台校 研修のご 案内》E企業だより”. siip.city.sendai.jp. 2020年2月29日閲覧。
  6. ^ シンポジウム・パネリスト 2010.12.22 第5回ユニバーサルデザイン”. www.markyamazaki.com. 2020年2月29日閲覧。
  7. ^ オムニバスタウン構想を研修”. www.ccimorioka.or.jp. 2020年2月29日閲覧。
  8. ^ 盛岡商工会議所 新たな街づくりシンポジウム開催”. www.ccimorioka.or.jp. 2020年2月29日閲覧。
  9. ^ 久木田, 禎一 (1997-09). “みちのく国際ミステリ-映画祭′97in盛岡–ハラハラ,ドキドキ,日本初,盛岡発のミステリ-映画祭 (特集映画祭と地域文化) – (映画祭事情)”. 地域開発 (396): 23–30. https://cir.nii.ac.jp/crid/1521417755740229120. 
  10. ^ 2006.2.8 - 三陸NPO支援センター”. www.sanriku-npo.org. 2020年2月29日閲覧。
  11. ^ 太幸邸「白鳥梅の会」への入会の御案内”. www.kurikoma.or.jp. 2020年2月29日閲覧。
  12. ^ みちのくの風2007 岩手 - 日本建築学会”. news-sv.aij.or.jp. 2020年2月29日閲覧。
  13. ^ もりおか夢100年シンクタンク事業”. 盛岡市公式ホームページ. 2020年2月29日閲覧。
  14. ^ 久木田禎一「まちづくりと地域ブランドの現場から 街を形作った映画館を核とする 盛岡ブランドの形成 (PDF) 」『CEL』2007年3月号、大阪ガスエネルギー・文化研究所、pp.54 - 55
  15. ^ 景観まちづくり”. www.re77net.com. 2020年2月29日閲覧。
  16. ^ 資源循環型木粉植木鉢 [woo-pot/M001]”. Good Design Award. 2020年2月29日閲覧。