久留間健
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久留間 健(くるま けん、1932年2月19日 - 2012年4月2日[1])は、日本の経済学者。立教大学名誉教授。マルクス経済学における金融論、貨幣論専攻。
生涯
[編集]1932年、兵庫県生まれ。父親は元法政大学教授でマルクス経済学者の久留間鮫造。1956年、横浜国立大学経済学部卒業。1959年、法政大学大学院社会科学研究科修士課程修了。1962年、立教大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。
立教大学経済学部助手(1962年4月-1964年3月)、専任講師(1964年4月-1968年3月)、助教授(1968年4月-1978年3月)を経て立教大学経済学部教授(1978年4月-1997年3月)。この間、1987年より2年間、経済学部長を務める。1997年定年退職、7月、立教大学名誉教授。
主な著書
[編集]- 『信用論研究入門』(信用理論研究会編、インフレーションの部編集責任者、有斐閣、1981年)
- 『現代経済と金融の空洞化』(共編、有斐閣、1987年)
- 『現代金融の制度と理論』(共編、大月書店、1992年)
- 『貨幣・信用論と現代 不換制の理論』(大月書店、2000年)
- 『資本主義は存続できるか 成長至上主義の破綻』(大月書店、2003年)