乗本眞澄
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乗本 眞澄(のりもと ますみ、1915年2月9日 - 2015年11月10日)は俳人、将棋のアマチュア強豪(六段)。第13回大山康晴賞受賞[1]。
略歴
[編集]1915年(大正4年)2月9日、岡山県生まれ。上京して日本電気に勤務。
将棋の横浜名人戦の創設に携わり、50年以上も神奈川県アマチュア名人戦の審判長を務める[1]。アマチュア将棋界への貢献により、2006年、第13回大山康晴賞を受賞。
俳句は将棋の縁で文壇将棋名人戦優勝の経験もある古沢太穂(「道標」主宰)に師事、太穂没後「道標」分裂により退会。松田ひろむと2001年『鷗座』創刊に参画、顧問同人となる。2012年、第9回鷗座最優秀作品賞受賞[2]
2015年11月10日、100歳で逝去した。
代表句
[編集]- 百歳の大台まぶし初日の出
- 薄氷は初恋に似て淡きもの
- 白桃と同郷なれど甘からず
句集
[編集]- 『結願』(道標発行所)1999.5
脚注
[編集]- ^ a b 乗本、山田氏らを選出/将棋の大山康晴賞四国新聞社
- ^ 第9回(2012年度)鴎座賞決まる!
出典
[編集]- 「鷗座」2016年2月号
- 「現代俳句年鑑2017年」(現代俳句協会)