乙羽映見
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おとはね えみ 乙羽 映見 | |
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生年月日 | 7月27日 |
出身地 | 日本 大分県大分市 |
身長 | 165cm |
血液型 | A型 |
職業 | 舞台俳優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2010年 - 2019年 |
活動内容 |
2010年:宝塚歌劇団入団、花組配属 2019年:宝塚歌劇団退団 |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
乙羽 映見(おとはね えみ、7月27日[1] - )は、元宝塚歌劇団花組の娘役。
大分県大分市[1]、市立碩田中学校出身[1]。身長165cm[1]。血液型A型[2]。愛称は「Emi」、「えみちぃ」[1]。
来歴
[編集]2008年、宝塚音楽学校入学。
2010年、宝塚歌劇団に96期生として入団[3]。入団時の成績は5番[3]。月組公演「THE SCARLET PIMPERNEL」で初舞台[3][4]。その後、花組に配属[3][4]。
2015年のショー「Melodia」で初のエトワールに抜擢[4]。その後も歌手として多く起用され、2019年11月24日、明日海りお退団公演となる「A Fairy Tale/シャルム!」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[5][4]。
人物
[編集]学生時代は陸上部に所属し、短距離走とハードルをしていた[2]。
宝塚初観劇は2001年月組全国ツアー公演「大海賊/ジャズマニア」[2]。男役と娘役の華やかさ、綺麗さに圧倒され、自分もこの煌びやかな舞台に立ちたいと思い、音楽学校受験を決意した[2]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
[編集]初舞台
[編集]- 2010年4 - 5月、月組『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』(宝塚大劇場のみ)
花組時代
[編集]- 2010年7 - 10月、『麗しのサブリナ』『EXCITER!!』
- 2010年11 - 12月、『CODE HERO/コード・ヒーロー』(バウホール・日本青年館) - 客の女
- 2011年2 - 4月、『愛のプレリュード』『Le Paradis(ル パラディ)!!』
- 2011年6 - 9月、『ファントム』 - メイド
- 2011年10 - 11月、『カナリア』(ドラマシティ・日本青年館) - ポリーヌ
- 2012年1 - 3月、『復活-恋が終わり、愛が残った-』『カノン』
- 2012年5月、『近松・恋の道行』(バウホール・日本青年館) - お初[4]
- 2012年7 - 10月、『サン=テグジュペリ』 - 新人公演:デージィー(本役:仙名彩世)『CONGA!!』
- 2012年11 - 12月、蘭寿とむコンサート『Streak of Light-一筋の光…-』(日本青年館・ドラマシティ)
- 2013年2 - 5月、『オーシャンズ11』 - 新人公演:サファイア(3ジュエルズ)(本役:菜那くらら)[4]
- 2013年6月、『フォーエバー・ガーシュイン』(バウホール) - エミリー/Note
- 2013年8 - 11月、『愛と革命の詩(うた)-アンドレア・シェニエ-』 - イデア・ド・レグリエ、新人公演:アリーヌ・ヴァラン(本役:華耀きらり)『Mr. Swing!』
- 2013年12月、『New Wave!-花-』(バウホール)
- 2014年2 - 5月、『ラスト・タイクーン -ハリウッドの帝王、不滅の愛-』 - 或る女、新人公演:オードリー(本役:桜帆ゆかり)『TAKARAZUKA ∞ 夢眩』
- 2014年6 - 7月、『ノクターン-遠い夏の日の記憶-』(バウホール) - タマラ
- 2014年8 - 11月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - 女官/娼婦、新人公演:リヒテンシュタイン伯爵夫人(本役:芽吹幸奈)[4]
- 2015年1月、『Ernest in Love』(東京国際フォーラム) - ロンドン市民/農民/メイド
- 2015年3 - 6月、『カリスタの海に抱かれて』 - 新人公演:アニータ・ロッカ(本役:美穂圭子)『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』
- 2015年7 - 8月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』 - 侍女『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』(梅田芸術劇場・台北国家戯劇院)
- 2015年11 - 12月、『新源氏物語』 - 新人公演:朧月夜(本役:仙名彩世)『Melodia-熱く美しき旋律-』(東京宝塚劇場のみ) 初エトワール[注釈 1][4]
- 2016年2 - 3月、『Ernest in Love』(梅田芸術劇場・中日劇場) - ロンドン市民/農民/メイド/フィナーレの歌手
- 2016年4 - 7月、『ME AND MY GIRL』 - 新人公演:ディーン・マリア公爵夫人(本役:桜咲彩花/仙名彩世)[注釈 2]
- 2016年8月、『Bow Singing Workshop〜花〜』(バウホール)
- 2016年11 - 2017年2月、『雪華抄(せっかしょう)』『金色(こんじき)の砂漠』 - 砂の女、新人公演:賊の女ラクメ(本役:花野じゅりあ)
- 2017年3 - 4月、『MY HERO』(TBS赤坂ACTシアター・ドラマシティ) - エマ・スマイリー
- 2017年6 - 8月、『邪馬台国の風』 - イサラギ『Santé!!』 トリプルエトワール
- 2017年10月、『ハンナのお花屋さん-Hanna's Florist-』(TBS赤坂ACTシアター) - サラ・ウォーレン
- 2018年1 - 3月、『ポーの一族』 - バラの巫女
- 2018年5月、『あかねさす紫の花』 - 小月『Sante!!』(博多座) トリプルエトワール
- 2018年7 - 10月、『MESSIAH(メサイア)-異聞・天草四郎-』 - 波の精『BEAUTIFUL GARDEN-百花繚乱-』
- 2018年11 - 12月、『メランコリック・ジゴロ』 - イレーネ『EXCITER!!2018』(全国ツアー) Wエトワール
- 2019年2 - 4月、『CASANOVA』 - メルクリオ
- 2019年6月、『恋スルARENA』(横浜アリーナ)[4]
- 2019年8 - 11月、『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』 - Mysterious Lady(謎の貴婦人)/デーヴァ『シャルム!』 退団公演[5][4]
出演イベント
[編集]- 2013年6 - 7月、宝塚巴里祭2013『La Chanson de Paris 99』[6]
- 2016年9月、轟悠ディナーショー『Prelude of Yū』[7]
- 2019年5月、鳳月杏ディナーショー『NEXT ONE』[4]
宝塚歌劇団退団後の主な活動
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 『宝塚おとめ 2019年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2019年、25頁。ISBN 978-4-86649-089-2。
- ^ a b c d 『To The Future/宝塚GRAPH 2014年3月号』 阪急コミュニケーションズ、2014年、101頁。
- ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 122.
- ^ a b c d e f g h i j k Memories of 乙羽映見 タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ a b “宝塚花組 芽吹幸奈、城妃美伶らの退団を発表”. デイリースポーツ. 2019年8月28日閲覧。
- ^ 宝塚巴里祭2013-La Chanson de Paris 99-('13年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 轟悠ディナーショー「Prelude of Yu」('16年・ホテル阪急インターナショナル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
注釈
[編集]参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。