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二子山古墳 (行田市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
二子山古墳

墳丘全景
所属 埼玉古墳群
所在地 埼玉県行田市埼玉
位置 北緯36度7分34.54秒 東経139度28分44.61秒 / 北緯36.1262611度 東経139.4790583度 / 36.1262611; 139.4790583座標: 北緯36度7分34.54秒 東経139度28分44.61秒 / 北緯36.1262611度 東経139.4790583度 / 36.1262611; 139.4790583
形状 前方後円墳
規模 墳丘長132.2m
高さ13.7m
出土品 円筒埴輪須恵器
築造時期 6世紀前半
史跡 国の特別史跡「埼玉古墳群」に包含
特記事項 埼玉県第1位の規模
地図
二子山古墳の位置(埼玉県内)
二子山古墳
二子山古墳
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墳丘の全天球画像
360°インタラクティブパノラマで見る

二子山古墳(ふたごやまこふん)は、埼玉県行田市埼玉にある古墳。形状は前方後円墳埼玉古墳群を構成する古墳の1つ。国の特別史跡に指定されている(特別史跡「埼玉古墳群」のうち)。

埼玉県では最大規模の古墳で、6世紀前半の築造と推定される。

概要

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出土品
埼玉県立歴史と民俗の博物館特別展時に撮影。

二つの山があるように見えることからこの名がある。

  • 墳丘長132.2メートル[1]
  • 後円部径67.0メートル・高さ11.7メートル
  • 前方部幅83.2メートル・高さ13.7メートル
  • 方形の二重周濠をもつ。現在の内堀は水をたたえているが、元々は空堀だったことがわかっている。
  • 西側くびれ部に造り出しがある。
  • 墳形は稲荷山古墳および鉄砲山古墳と同様大仙陵古墳に類似し、稲荷山古墳を1.15倍すると二子山古墳に重なる。

もと東側裾に観音寺があったところから「観音山」とも呼ばれる。 内部埋葬施設は不明であるが、周濠からは1メートルを越える円筒埴輪が、多数出土している。

古墳の造営年代は出土した埴輪須恵器の特徴から、6世紀の前半と考えられている。

浸食作用で墳丘外周の崩落が深刻化したため、内堀の水を抜いて埋め立てて「空堀」にする工事が進んでいる。

2023年1月27日、古墳の頂上部分に2カ所の穴が掘られる古墳破壊の被害を受けたことが判明した。穴の深さは最大で2メートルを超えるものもあった[2]

脚注

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  1. ^ 埼玉古墳群紹介 - 埼玉県立さきたま史跡の博物館
  2. ^ 二子山古墳、2カ所に穴 石室狙いか 警備強化”. 毎日新聞地方版 (2023年1月28日). 2023年2月10日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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