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二級上将

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

二級上将(にきゅうじょうしょう)は、中華民国軍での階級で、他国軍の大将に相当する。

概要

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国民革命軍はそれまで大日本帝国軍同様、将官・校官(日本語の佐官に相当)・尉官共に3等制を採ってきたが、1935年4月に一級と二級に分離され新たに制定された。中華民国国軍では主に陸軍海軍空軍各総司令、副参謀総長執行官、副参謀総長(2名)、国防大学校長が充てられた。

2001年には、アメリカ軍にならって准将を新設し、上将の一・二級分離を改める案も提示された。この案は実現しなかったが、参謀総長一級上将から二級上将への指定職に降格、副参謀総長も中將の指定職に降格が各・決定された。

軍制度の規定変更は、2015年以降に実施予定だったが、繰り上げされ中華民国空軍総司令だった厳明中国語版は二級上将で、2013年1月16日から同年8月7日まで参謀総長に就き、翌8月8日に前任者の不祥事で、行政院中国国民党国防部長に昇格した(2015年1月30日まで)、なお各・後任の高広圻中国語版は海軍二級上将である。