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二見宏志

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
二見 宏志
名前
カタカナ フタミ ヒロシ
ラテン文字 FUTAMI Hiroshi
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1992-03-20) 1992年3月20日(32歳)
出身地 奈良県奈良市
身長 180cm
体重 77kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 FC今治
ポジション DF
背番号 26
利き足 左足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2013-2016 ベガルタ仙台 25 (1)
2016-2019 清水エスパルス 58 (1)
2020-2022 V・ファーレン長崎 96 (1)
2023- FC今治 14 (0)
獲得メダル
サッカー
ユニバーシアード
2013 カザン 男子
1. 国内リーグ戦に限る。2024年2月23日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

二見 宏志(ふたみ ひろし、1992年3月20日 - )は、奈良県奈良市(出生地は大阪府大阪市[1])出身のプロサッカー選手JリーグFC今治所属。ポジションは、ディフェンダー。(左サイドバック)

来歴

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プロ入り前

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小学校1年でサッカーを始め、セントラルFC奈良では全日本少年サッカー大会でベスト8。中学校時代は高田FCジュニアユースでプレーし、3年時に日本クラブユースサッカー選手権 (U-15)大会でベスト8。2007年奈良育英高校へ進学。1年時からレギュラーを獲得し、同年の全国高校サッカー選手権に出場した[2]

高校卒業後、2010年阪南大学へ進学。3年時、関西学生サッカーリーグ1部と総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントの2冠を達成した。また、2年時から全日本大学選抜に選出され、2013年7月に行われた第27回夏季ユニバーシアードではユニバーシアード日本代表として出場し、銅メダル獲得に貢献した。

独特のリズムによるオーバーラップ、左足から放たれる正確なクロスや、日本人離れしたフィジカルが評価され、ドイツ・ブンデスリーガハノーファー96が獲得に興味を示すなど、国内外を含め争奪戦が繰り広げられたが[3][4][5]、2013年7月にベガルタ仙台への入団が内定[6]。同年8月、特別指定選手として選手登録[7]。リーグ戦1試合に出場した。

ベガルタ仙台

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仙台へ正式加入した2014年、シーズン初戦からスタメンに抜擢。ベガルタ仙台の新人開幕スタメンは、2005年のMF富田晋伍以来9年ぶり(J1ではクラブ史上初)。ロングスローや攻撃参加などでチャンスを演出した。4月19日のリーグ戦第8節鳥栖戦でプロA契約に必要な公式戦出場時間(450分)を達成し、A契約に変更[8]。16節名古屋で、ヘディングによるプロ初ゴールを挙げた[9]。10月に右ひざを負傷し、手術を行った[10]

清水エスパルス

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2016年7月、清水エスパルスへ完全移籍で加入した[11]

V・ファーレン長崎

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2020年、V・ファーレン長崎へ完全移籍で加入した[12]

FC今治

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2023年、FC今治に完全移籍で加入した[13]

人物・エピソード

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  • 2017年5月に入籍[14]。2020年2月に第一子の長男が誕生した[15]
  • Jリーグでも指折りのロングスローの名手として知られている。仙台時代、二見がロングスローの準備に入るとサポーターがスローインの仕草を交えてチャントを歌っていた[16]。また2019年7月6日に開催されたヴィッセル神戸戦では二見のロングスローからドウグラスの決勝ゴールを演出したが、この時の映像にスポンサーである和菓子メーカー「田子の月」の看板が映ったことから問い合わせが殺到、宣伝効果があったことから田子の月より二見に「田子の月もなか」1年分が後日贈呈された[17]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2011 阪南大 3 - - - 1 0 1 0
2013 仙台 34 J1 1 0 - - 1 0
2014 23 7 1 5 0 1 0 13 1
2015 13 0 4 0 2 1 19 1
2016 4 0 3 0 - 7 0
清水 26 J2 1 0 - 3 0 4 0
2017 J1 25 1 2 0 1 0 28 1
2018 7 0 6 0 1 0 14 0
2019 25 0 5 0 3 0 33 0
2020 長崎 J2 35 0 - - 35 0
2021 28 1 - 3 0 31 1
2022 33 0 - 1 0 34 0
2023 今治 J3 14 0 - 1 0 15 0
2024
通算 日本 J1 82 2 25 0 8 1 115 3
日本 J2 97 1 - 7 0 104 1
日本 J3 14 0 - 1 0 15 0
日本 - - 1 0 1 0
総通算 193 3 25 0 17 1 235 4

タイトル

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クラブ

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阪南大学

個人

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代表歴

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脚注

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  1. ^ 仙台開幕戦で歴史動く!新人二見が先発 nikkansports.com、2014年3月1日
  2. ^ 奈良育英DF二見宏志 手術、骨折乗り越えた屈強魂 スポーツ報知、2008年1月1日
  3. ^ 独1部ハノーファー、全日本大学選抜DFに正式オファーへ サッカーなう、2013年6月6日
  4. ^ 阪南大・二見、ハノーファーからオファーならず サッカーなう、2013年6月24日
  5. ^ 仙台 阪南大DF二見獲り動く nikkansports.com、2013年6月22日
  6. ^ 阪南大学 二見宏志選手 2014シーズン新加入内定のお知らせ ベガルタ仙台、2013年7月19日
  7. ^ 阪南大学所属 二見宏志選手 2013年JFA・Jリーグ特別指定選手 承認のお知らせ ベガルタ仙台、2013年8月7日
  8. ^ 二見宏志選手 プロA契約へ変更のお知らせ』(プレスリリース)ベガルタ仙台、2014年4月24日http://www.vegalta.co.jp/news/press_release/2014/04/post-1523.html 
  9. ^ 仙台二見が元気「チーム一丸で勝ちたい」 nikkansports.com、2014年7月27日
  10. ^ 二見宏志選手の負傷について ベガルタ仙台、2014年10月29日
  11. ^ 二見 宏志選手(ベガルタ仙台)完全移籍にて加入決定のお知らせ 清水エスパルス、2016年7月21日
  12. ^ 二見 宏志選手 完全移籍加入のお知らせ”. V・ファーレン長崎 (2019年12月26日). 2020年9月6日閲覧。
  13. ^ 【トップチーム】二見 宏志選手 V・ファーレン長崎からの完全移籍加入について”. FC今治 (2023年1月5日). 2023年1月9日閲覧。
  14. ^ 清水二見、今年5月に結婚していた 21日に挙式”. 日刊スポーツ (2017年12月19日). 2021年1月16日閲覧。
  15. ^ 長崎DF二見宏志に第一子誕生「さらに責任感をもって戦います」”. ゲキサカ (2020年2月17日). 2021年1月16日閲覧。
  16. ^ 「ロングスロー」を“必殺技“に持つJリーグの選手たち”. Qoly (2018年5月11日). 2021年1月16日閲覧。
  17. ^ 清水二見のロングスローにスポンサー歓喜「反響が」”. 日刊スポーツ (2019年7月12日). 2021年1月16日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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