コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

五勝手屋本舗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社五勝手屋本舗
GOKATTEYA HONPO Co., Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
043-0043
北海道檜山郡江差町字本町38
北緯41度51分52秒 東経140度07分33秒 / 北緯41.86444度 東経140.12583度 / 41.86444; 140.12583座標: 北緯41度51分52秒 東経140度07分33秒 / 北緯41.86444度 東経140.12583度 / 41.86444; 140.12583
設立 1870年1月1日(創業)
業種 食料品
法人番号 3440001006437 ウィキデータを編集
事業内容 菓子の製造販売
代表者 小笠原敏文(代表取締役)
資本金 2,000万円
外部リンク https://gokatteya.co.jp/
テンプレートを表示

株式会社五勝手屋本舗(ごかってやほんぽ)は、北海道檜山郡江差町にある製菓企業五勝手屋羊羹で知られる。

沿革

[編集]

先祖慶長の時代に江差へ渡り住んだと伝えられている[1]。その後、ヒノキの伐りだしのために来た南部藩の杣人「五花手組」(ごかってくみ)が蝦夷地で初めての栽培に成功したことから、この豆をもとに菓子を作って藩公に献上した[1]。これを記念して屋号を「五花手屋」として杣人たちが住み着いたため、辺りは「五勝手村」と呼ばれるようになり、屋号も「五勝手屋」と変わっていった[1]。なお、「五花手」や「五勝手」はアイヌ語の「コカイテ」(波の打ちつける場所)が語源である[2]

1870年明治3年)に現在地において「五勝手屋小笠原藤作」として本格的な菓子の販売を始め[2]北前船で運ばれた寒天を使用して菓子を作った[1]1936年昭和11年)には昭和天皇が函館へ行幸した際の土産として献上している[1][2]1983年(昭和58年)に株式会社化し、「五勝手屋本舗」と改称した。

主な商品

[編集]
  • 五勝手屋羊羹
  • あきあじ最中 - 鮭の形を模したこしあん入りの最中。
  • カステラ
  • 回/Re-Fruit - 乾燥いちじくの中に五勝手屋羊羹を詰めたドライフルーツ菓子。

店舗

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e 受け継がれし味わい”. 五勝手屋本舗. 2018年9月1日閲覧。
  2. ^ a b c 江差町で約150年—金時豆で作る羊かんの老舗「五勝手屋本舗」”. 北海道ファンマガジン (2018年7月3日). 2018年9月1日閲覧。

外部リンク

[編集]