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五十嵐紀男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

五十嵐紀男(いがらしのりお、1940年8月30日 - )は、日本検察官公証人弁護士公安調査庁総務課長、東京地検特捜部長、最高検検事千葉地検検事正横浜地検検事正等を歴任した。

北海道稚内市生まれ[1]

来歴、人物

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北海道苫小牧東高等学校を経て、北海道大学法学部在学中に旧司法試験合格。大学卒業後、1965年東京地方検察庁検事。東京地方検察庁特別捜査部副部長(財政・経済担当)、公安調査庁総務部総務課長最高裁判所司法研修所教官、東京地方検察庁総務部長等を歴任[2][3][4][5][6]

1991年から東京地方検察庁特別捜査部長を務め、金丸信自由民主党経世会会長を巡る東京佐川急便事件などを手掛けた[6]。1993年最高検察庁検事。同年大分地方検察庁検事正。1996年宇都宮地方検察庁検事正。1997年千葉地方検察庁検事正。1998年横浜地方検察庁検事正。1999年退官[4][7]

2000年八重洲公証役場公証人。2010年第二東京弁護士会弁護士登録、山田・尾﨑法律事務所客員弁護士、飯能ゴルフクラブ代表取締役社長。2014年Jトラスト取締役学士会代議員、北海道倶楽部監事北海道大学法科大学院アドバイザリースタッフ等も歴任した[4][3][8]

脚注

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  1. ^ 私のなかの歴史 この道を行く① 元東京地検特捜部長 上田廣一さん「重い喘息 転地療養 芽室から横浜に」 - 北海道新聞2024年4月2日朝刊1面
  2. ^ 「検察官の官僚化が招いた大阪地検の不祥事 《五十嵐紀男・元東京地検特捜部長》」朝日新聞社
  3. ^ a b 五十嵐 紀男(いがらし のりお)山田・尾﨑法律事務所
  4. ^ a b c 「役員一覧」Jトラスト
  5. ^ 「有言実行の人 五十嵐紀男検事正に聞く」横浜弁護士会新聞1999年7月号(2)
  6. ^ a b 「記事「「政界のドン」金丸元自民党副総裁逮捕の翌朝、特捜部長は目を潤ませた」より」朝日新聞社
  7. ^ 「官僚の表と裏 五十嵐紀男(元東京地検特捜部長)筋を通して"異例の退官" 」Verdad / ベストブック [編]
  8. ^ [1]
先代
石川達紘
東京地方検察庁特捜部長
1991年 - 1993年
次代
宗像紀夫