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五味高重

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

五味 高重(ごみ たかしげ、生年不詳 - 天正3年(1575年))は、戦国時代の武将。通称与三兵衛または与惣兵衛。諱は貞成とも。

略歴

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越後国の牢人であったが、天正年間に兄・五味長遠とともに武田氏に下った [1]

天正3年(1575年長篠の戦いでは牢人衆の将として長篠城を取り囲む中山砦に布陣した。酒井忠次の猛攻を受け討死 [2]

その他

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  • 長篠の戦いで討たれた後、首級は塩瀬久兵衛の手により埋葬されたという。新城市八束穂字藤谷には「伝五味与惣兵衛貞氏之墓」と記された大正時代の石碑がある[3]
  • 娘の綾糸(妙五禅定尼)は武田勝頼夫妻の侍女となり、天目山の戦いにて殉死したとされる[4]

参考文献

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  • 『甲府市史: 通史編 - 第1巻』(甲府市役所、1990年、597p)
  • 『甲斐国志: 上 - 第2巻』(天華堂書店、1966年、878p)

脚注

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  1. ^ 甲府市役所 1990, p. 597.
  2. ^ 天華堂書店 1966, p. 878.
  3. ^ り 律儀にも 塩瀬が残す 五味の首塚”. 新城市役所 企画部 東郷自治振興事務所. 2024年8月5日閲覧。
  4. ^ 武田家終焉 殉職者名総覧”. 2024年7月15日閲覧。