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五月台駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
五月台駅
南口(2007年2月19日)
さつきだい
Satsukidai
OH 23 新百合ヶ丘 (1.5 km)
(1.3 km) 栗平 OT 02
地図
所在地 川崎市麻生区五力田3丁目18-1
北緯35度36分0.5秒 東経139度29分37.0秒 / 北緯35.600139度 東経139.493611度 / 35.600139; 139.493611座標: 北緯35度36分0.5秒 東経139度29分37.0秒 / 北緯35.600139度 東経139.493611度 / 35.600139; 139.493611
駅番号 OT01
所属事業者 小田急電鉄
所属路線 多摩線
キロ程 1.5 km(新百合ヶ丘起点)
新宿から23.0 km
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[小田急 1]8,982人/日
-2022年-
開業年月日 1974年昭和49年)6月1日
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五月台駅 北口

五月台駅(さつきだいえき)は、神奈川県川崎市麻生区五力田3丁目にある、小田急電鉄多摩線である。駅番号OT 01[1]

駅はの頂上にある。

歴史

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駅名の由来

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多摩線計画当時は地名の「五力田」が有力候補であった[3]が、語呂が悪いこと[4]と泥臭いことが敬遠され[3]、「五力田」の「」と、小字であった「大台」の「」を取り、明るい五月のようなイメージでの街づくりを願って命名された[5]

駅構造

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栗平側より見たホーム

相対式ホーム2面2線を有する地上駅橋上駅舎を備える。2006年(平成18年)3月までの約2年間に渡り、駅大規模改修が行われ、エレベーターが新設された。トイレは上り線ホームに面して設置されている。

早朝時間帯(初電から7時30分)は駅員無配置となっている[6]

2006年(平成18年)1月31日より、旅客上屋には太陽光発電用発電パネルが設置され、自動券売機自動改札機などの電力に利用されている[7]2010年には発車標が新設された[8]

2012年度(平成24年度)に、各停を10両化出来るようホームを新百合ヶ丘方面に延長する工事が実施された[9][10]

のりば

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ホーム 路線 方向 行先[11]
1 OT 多摩線 下り 唐木田方面
2 上り 新百合ヶ丘新宿C千代田線方面

利用状況

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2022年度(令和4年度)の1日平均乗降人員8,982人である [小田急 1]。小田急線全70駅中63位である。

近年の乗降乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[12]
年度 1日平均
乗降人員[13]
1日平均
乗車人員[14]
出典
1979年(昭和54年) 775
1982年(昭和57年) 1,376
1987年(昭和62年) 3,587
1995年(平成07年) 2,717
1996年(平成08年) 2,831
1997年(平成09年) 2,960
1998年(平成10年) 3,231
1999年(平成11年) 3,339
2000年(平成12年) 3,551
2001年(平成13年) 3,641
2002年(平成14年) 3,756
2003年(平成15年) 8,245 3,820
2004年(平成16年) 8,496 3,955
2005年(平成17年) [小田急 2]8,394 4,164
2006年(平成18年) [小田急 3]8,722 4,360
2007年(平成19年) [小田急 4]9,015 4,492
2008年(平成20年) [小田急 5]9,220 4,598
2009年(平成21年) [小田急 6]9,275 4,624
2010年(平成22年) [小田急 7]9,496 4,756
2011年(平成23年) [小田急 8]9,608 4,762
2012年(平成24年) [小田急 9]10,128 4,996
2013年(平成25年) [小田急 10]10,170 5,016
2014年(平成26年) [小田急 11]9,978 4,960 [神奈川県統計 1]
2015年(平成27年) [小田急 12]10,083 5,019 [神奈川県統計 2]
2016年(平成28年) [小田急 13]10,169 5,038 [神奈川県統計 3]
2017年(平成29年) [小田急 14]10,218 5,080 [神奈川県統計 4]
2018年(平成30年) [小田急 15]10,234 5,070 [神奈川県統計 5]
2019年(令和元年) [小田急 16]10,192 5,057 [神奈川県統計 6]
2020年(令和02年) [小田急 17]7,951 3,944 [神奈川県統計 7]
2021年(令和03年) [小田急 18]8,427 4,187 [神奈川県統計 8]
2022年(令和04年) [小田急 1]8,982

駅周辺

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駅南口に、モスバーガーツルハドラッグなどが入居する[15]小田急マルシェ五月台をはじめとして、他にもスーパーマーケットや医療機関、野菜直売所などがある。駅から徒歩圏内にはマンションが広がる。

駅北口には商店等はないが保育園が駅前にある。周辺は集合住宅と多くの一戸建て住宅から構成される住宅地である。葉積緑地・高尾根公園および野球場を備えた片平公園など、公園や緑地が多い。

バブル時から崩壊後まで空き地が広がっていたが、2000年代に入って新百合ヶ丘駅周辺の発展の影響でマンションなどが多く建設され空地が埋まり、一戸建てやマンションが立ち並ぶ住宅街となっている。

かつて、神奈川県立柿生西高等学校が存在していた際は通学利用駅にもなっていた。

北口

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南口

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  • 小田急マルシェ五月台
  • FUJI 五月台店
  • 川崎市立片平小学校
  • 川崎市片平こども文化センター
  • 川崎市北部地域療育センター

隣の駅

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小田急電鉄
OT 多摩線
快速急行・通勤急行・急行
通過 [16]
各駅停車
新百合ヶ丘駅 (OH 23) - 五月台駅 (OT 01) - 栗平駅 (OT 02)

脚注

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出典

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  1. ^ 五月台駅のご案内 小田急電鉄、小田急電鉄株式会社、2021年8月22日閲覧
  2. ^ 「小田急多摩線きょう開業 新百合ヶ丘 - 永山間」『交通新聞』交通協力会、1974年6月1日、2面。
  3. ^ a b 吉川文夫 編『小田急 車両と駅の60年』大正出版、1987年、130頁。 
  4. ^ 生方良雄「小田急電鉄 多摩線開通」『鉄道ピクトリアル アーカイブスセレクション』第2号、電気車研究会、2002年12月、126頁。 
  5. ^ 『川崎の町名』日本地名研究所 編、川崎市、1995年、271頁。 
  6. ^ 五月台駅のご案内|小田急電鉄”. web.archive.org (2022年2月28日). 2022年2月28日閲覧。
  7. ^ 小田急多摩線5駅で太陽光発電システムを導入”. 2015年8月21日閲覧。
  8. ^ 小田急電鉄 2010年度の鉄道事業設備投資計画 ②.行先案内表示装置の新設 (PDF)
  9. ^ 2012年度の鉄道事業設備投資計画 輸送サービスの向上に291億円” (PDF). 小田急電鉄. 2012年5月13日閲覧。
  10. ^ 「各駅停車の10両化に向けた工事を進めます!」ODAKYU VOICE Station 2012年度鉄道事業設備投資計画 2012年5月21日発行
  11. ^ 五月台駅のご案内 駅立体図”. 小田急電鉄. 2023年6月4日閲覧。
  12. ^ 神奈川県県勢要覧
  13. ^ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
  14. ^ 川崎市統計書
  15. ^ 小田急でショッピング 小田急マルシェ五月台”. 小田急電鉄. 2018年3月4日閲覧。
  16. ^ 路線図 停車駅のご案内、小田急電鉄株式会社、2021年8月21日閲覧
神奈川県県勢要覧
  1. ^ 県勢要覧平成27年度版” (PDF). 神奈川県. p. 239. 2021年8月22日閲覧。
  2. ^ 県勢要覧平成28年度版” (PDF). 神奈川県. p. 247. 2021年8月22日閲覧。
  3. ^ 県勢要覧平成29年度版” (PDF). 神奈川県. p. 223. 2021年8月22日閲覧。
  4. ^ 県勢要覧平成30年度版” (PDF). 神奈川県. p. 223. 2021年8月22日閲覧。
  5. ^ 県勢要覧令和元年度版” (PDF). 神奈川県. p. 223. 2021年8月22日閲覧。
  6. ^ 県勢要覧令和2年度版” (PDF). 神奈川県. p. 223. 2023年5月30日閲覧。
  7. ^ 県勢要覧令和3年度版” (PDF). 神奈川県. p. 215. 2023年5月30日閲覧。
  8. ^ 県勢要覧令和4年度版” (PDF). 神奈川県. p. 219. 2023年5月30日閲覧。
小田急電鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2023年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月26日閲覧。
  2. ^ 1日平均乗降人員 - ウェイバックマシン(2006年12月31日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
  3. ^ 1日平均乗降人員 - ウェイバックマシン(2008年2月9日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
  4. ^ 1日平均乗降人員 - ウェイバックマシン(2008年12月5日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
  5. ^ 1日平均乗降人員 - ウェイバックマシン(2010年3月28日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
  6. ^ 1日平均乗降人員 - ウェイバックマシン(2010年7月19日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
  7. ^ 1日平均乗降人員 - ウェイバックマシン(2012年4月4日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
  8. ^ 1日平均乗降人員 - ウェイバックマシン(2013年2月18日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
  9. ^ 1日平均乗降人員 - ウェイバックマシン(2014年7月7日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
  10. ^ 1日平均乗降人員 - ウェイバックマシン(2015年2月5日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
  11. ^ 1日平均乗降人員 - ウェイバックマシン(2016年4月30日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
  12. ^ 1日平均乗降人員 - ウェイバックマシン(2016年10月4日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
  13. ^ 1日平均乗降人員 - ウェイバックマシン(2017年8月3日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
  14. ^ 鉄道部門:1日平均駅別乗降人員 - ウェイバックマシン(2019年5月15日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
  15. ^ 鉄道部門:1日平均駅別乗降人員 - ウェイバックマシン(2020年4月24日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
  16. ^ 鉄道部門:1日平均駅別乗降人員 - ウェイバックマシン(2020年11月1日アーカイブ分)、2021年8月22日閲覧
  17. ^ 小田急電鉄株式会社. “鉄道部門:1日平均駅別乗降人員|企業・IR情報|小田急電鉄”. 2021年10月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月22日閲覧。
  18. ^ 鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2023年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月30日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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