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井上勲 (歴史学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

井上 勲(いのうえ いさお、1940年12月5日[1]-2016年11月14日[2])は、日本の日本史学者。学習院大学名誉教授。専門は日本近代史。特に幕末の政治史・政治思想史。

来歴

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山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業、同大学院博士課程満期退学。東大助手を経て、1973年に学習院大学文学部史学科助教授に就任。1989年に教授となる。2011年に退任、名誉教授。「一会桑政権」という用語を最初に使い始めた研究者でもある。主要著書の『王政復古』は、幕末政治史研究に多くの論点を提示した。

著書

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単著

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  • 『文明開化』(教育社歴史新書、1986年)
  • 『王政復古』(中公新書、1991年)
  • 坂本龍馬』(山川出版社、2009年)
  • 『明治維新Ⅰ』(研文出版、2017年)

編著

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  • 『見る・読む・わかる日本の歴史4 近代・現代』(朝日新聞社、1993年)
  • 『日本の時代史20 開国と幕末の動乱』(吉川弘文館、2004年)
  • 『日本の時代史29 日本史の環境』(吉川弘文館、2004年)
  • 『日記に読む近代日本1 幕末・明治前期』(吉川弘文館、2012年)

共編著

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脚注

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  1. ^ 『著作権台帳』
  2. ^ おくやみ・井上勲氏:東京新聞
  3. ^ 芳賀の単著名義だが、本版あとがきで、井上が後半の執筆担当したと記述がある。