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井上孝 (歯学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
井上 孝いのうえ たかし
生誕 1953年[1]
東京都[1]
居住 日本の旗 日本
研究分野 病理学、臨床検査学
研究機関 東京歯科大学
出身校 東京歯科大学
プロジェクト:人物伝
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井上 孝(いのうえ たかし、1953年- )は、日本歯科医師歯学者東京歯科大学名誉教授・特任教授。

経歴

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1972年桐朋高等学校卒業。1978年東京歯科大学卒業、以降東京歯科大学講師、

助教授を務め、2001年より臨床検査学教室(現臨床検査病理学講座)教授[2]

その後、東京歯科大学において千葉病院臨床検査部長、口腔科学研究センター所長、

大学院研究科長、千葉病院病院長、歯科衛生士専門学校校長を歴任。


この間、カナダ・トロント大学歯学部客員助教授、アラバマ大学歯学部客員研究員、九州大学歯学部非常勤講師、

広島大学歯学部非常勤講師、日本大学歯学部非常勤講師、大阪大学歯学部非常勤講師、新潟大学歯学部非常勤講師、

東京理科大学客員教授、および鄭州大学口腔医学院名誉院長・同研究所名誉所長を歴任。


現在、東京歯科大学名誉教授・特任教授、東京医学技術専門学会副校長、広島大学歯学部客員教授、岡山大学医学部非常勤講師、

全国歯科衛生士教育協議会関東甲信越地区会長


病院外来業務では、ドライマウス外来、歯科金属アレルギー外来、味覚異常外来、インプラントのセカンドオピニオン外来、病理診断科、一般臨床検査科担当。


2021年2月19日、日本歯科医学会会長賞受賞

研究

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インプラントの組織界面の改良、歯髄・歯根膜の再生と誘導、人工材料の開発など。

取得博士号・専門医資格・指導医資格

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  • 1983年東京歯科大学歯学博士取得。歯学博士学位論文の題は「Isoproterenol長期投与ラット顎下腺の微細構造に関する研究」[3]
  • 死体解剖資格認定医(第4332号)
  • 衛生検査技師免許受領(第39133号)
  • 口腔病理専門医(第29号)
  • 臨床修練指導歯科医認定(第349号)
  • 日本口腔インプラント学会指導医(第5号)
  • 口腔検査認定医(第1号)

著作

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所属団体

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脚注

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  1. ^ a b 下野正基野間弘康山根源之田中陽一、井上孝 著、下野, 正基野間, 弘康山根, 源之 編『口腔外科、病理診断アトラス』石川達也内田安信稗田豊治平沼謙二医歯薬出版東京都文京区〈アドバンスシリーズ1〉、1992年9月15日、著者略歴頁。ISBN 4-263-45161-9 
  2. ^ 髙野伸夫、井上孝『チャートでわかる口腔病変診断治療ビジュアルガイド』医歯薬出版、2011年5月1日、著者略歴頁。ISBN 978-4-263-46108-2 
  3. ^ 博士論文書誌データベース
  4. ^ 「日本口腔検査学会」の設立にあたり”. 日本口腔検査学会. 2011年11月3日閲覧。
  5. ^ 会報232号”. 日本病理学会. 2011年11月3日閲覧。
  6. ^ 日本臨床口腔病理学会理事名簿”. 日本臨床口腔病理学会. 2011年11月3日閲覧。
  7. ^ 役員・委員名簿”. 日本口腔インプラント学会. 2011年11月3日閲覧。
  8. ^ 日本歯科医学教育学会役員一覧”. 日本歯科医学教育学会. 2011年11月3日閲覧。